【毎日note〈33日目〉】刃を研ぐことから始める
スティーブン・コヴィー著『7つの習慣』でも紹介されている
リンカーンの「斧を研ぐ」という話があります。
8時間のうち、最初の6時間は斧の刃を研ぎ、
残りの2時間で木を切る。
もし、斧を研がずに木を切り始めていたら、
切り終わるころには斧はボロボロになり、
体力的にも疲れ果ててしまう。
そもそも、8時間で切り終わるかどうかも分からない。
最初に斧の刃を研いでおけば、
8時間かかるものが2時間で済み、
研ぎ澄まされた斧が手元にあり、
体力も擦り減らずに済む。
そして、先に刃を研いでおくことで、
次に木を切る時も2時間で済ませられるし、
斧を研ぐノウハウも習得できる。
「刃を研ぐ」ことは、
『7つの習慣』の第7の習慣でもあります。
刃を研ぐということは、
次の4つをバランスよく磨くこと。
・肉体(体調)
・知性(自律性)
・精神(観点)
・社会情緒(つながり)
これらの側面を鍛えることにより、
バランスの取れた健全な生活を送ることができる。
結果として、仕事などの成果にも繋がるというものです。
「刃を研ぐ」時間をとること。
そのためには、自分の人生に対して
主体的である必要があります。
つまり、『7つの習慣』の第1の習慣。
仕事に対しても、生活をする上でも、
自分自身と主体的に向き合うこと。
全力で取り組むこと。
自分の人生のために、
どれだけの投資ができるかどうか。
「木を切る」という成果のために、
「刃を研ぐ」ことで成果を出すための能力を磨く。
会社や組織でも同じで、
成果を出せる環境を創り出していくこと。
コンサルタントの一倉定さんも、
「環境整備」が何よりも重要、と言っています。
掃除をする、あいさつをする、
丁寧に書類をファイリングする、
日常の小さなことでも、
継続して実践し続けることで大きな成果に繋がる。
こうしてnoteを書き続けることも、
将来の理想のための刃を研ぐことに繋がるはず。
あなたの組織で、そしてあなた自身の日常で、
「刃を研ぐ」時間をとれていますか?
理想に近づくための環境づくり。
できていないな、という人は、
ぜひ考えて実践してみてください。
今回もありがとうございます!