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<私のスケッチポイント/作品紹介あれこれ>尼崎市・つかしん、伊丹市・荒牧バラ園


「高槻市を除いた大阪市近郊」のスケッチポイント

 私が訪れた大阪市近郊のスケッチポイントを下に示します。
 大阪市を中心に見た近郊で、大阪府だけでなく兵庫県の街も入っています。

「高槻市を除いた大阪市近郊」のスケッチポイント

《尼崎市・つかしん》、《伊丹市・荒牧バラ園》

(1)尼崎市・つかしん

尼崎市・つかしん (2015)
ワットマン F4 ペンと透明水彩

 尼崎市のショッピングモールの「つかしん」は通称で、「グンゼタウンセンター つかしん」が正式名のようです。
 関西在住の時に、このショッピングモールの中でスケッチ教室を開いていました。

 建物がドイツ風の外見なのと、通路にはかなり大きい鉢植えの花がいつも置いてあり、季節に応じて花が変わるのを楽しんでいました。

(2)伊丹市・荒牧バラ園

伊丹市・荒牧バラ園 (2016)
ワットマン F4 ペンと透明水彩

 どのようなきっかけで知ったのか思い出せませんが、訪れてその規模の大きさと、庭園のデザインの良さに驚きました。
 この伊丹市のバラ園は関西にお住いの人ならば是非一度訪ていただきたいと思います。

 大きなバラ園は、公的な公園ならばどこにでもあると思うのですが、荒牧バラ園の特徴は、規模もさることながら、全体がすり鉢状になっていて、その形状をうまく利用した回遊式になっていることです。

 このように書いていて、今気づいたのですが、欧米の西洋式公園では平坦地であることが前提ではないでしょうか(少なくともお城の庭では)。ですから私が思いうかべるバラ園は、例えば調布市の神代植物公園や大阪府の長居公園のバラ園のように平坦な設計です。おそらく欧米式に倣ったのでしょう。

 ところが、荒牧バラ園では全体がすり鉢状で斜面に植えられているために、強い印象を受けたのだと思います。
 ある意味では、日本庭園の地形に似ていて、欧米人の目には変わった形のバラ園に映るかもしれません。

(おしまい)

前回の記事は下記をご覧ください。


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