最近の本と、自分との対話のこと
鼻水が気になる。鼻水が気になるのは、けっこう久しぶりな感じがする。体調不良による久しぶりの長期休みも今晩で最後だ。
今日も本を読んだ。。いや〜「嫌われた監督」という本はかなりおもしろかった。野球をやってきて、親と兄の影響で昔は落合監督時代の中日ドラゴンズが好きだった。だからこそ、その裏側がわかる、落合博満という人間が見えてくる本だった。お薦めしたい。
あとは「禅とジブリ」という本もおもしろかった。”禅”は良いかも。実は以前仕事を一緒にしていた人がよく神社に行く人だった。おそらく「禅」を大切にしていたと思う。それが今回の本で色々とつながることがあり、禅についても勉強したいと思った。こちらもお薦めしたい。
そして今読んでいるのは「DRAFT 宮田 識 仕事の流儀」という本。これは兼ねてから一緒にお仕事をさせていただいているデザイナーの方に薦められていた本。冒頭40ページほどしか読んでいないけど、すでにおもしろい。
相手の教養を知る
本を読む理由は、まずは道楽。好きだから読む。楽しいから読む。そんでもって新しい知識や考えは仕事に生きるときもある。でも、そんなことはたまたまで、最初から「仕事に活かそう」と思って本を読んだときはない。基本的には好きで楽しいから読む。
ただ、そんなぼくもここまで本を読んでいると、本でつながる人も増えてきた。つながるというか、本を読んでいることで、その人の考えとか思考を理解できるときがある。うまく表現できているかわからないけど「相手の教養を知れている」のかもしれない。
好きな本や、最近読んだ本を聞くと「おぉ。なるほど」と思うときが増えた。仕事終わりに本屋により、その本を立ち読みしたり、購入したりすると、さらに「なるほど」と思う。相手の思考を少し覗けている気分になったりもする。
本好きの人はわかると思うんだが、本のなかで違う本を紹介しているときや、違う本から引用しているときがけっこうある。そういった、本で紹介される本を、ぼくはけっこう買う。なので、1冊読むとその本から2〜3冊新しい本と出会い、購入するというのも珍しくない。そうやって気づくとずっと本を読んできた日々だった。
本棚を見て落胆する
と、本をずっと読みながら生きてきたぼくだけど、ふと自分の本棚を見ると落胆する。そこには400〜500冊の本が並んでいるんだけど、俯瞰してみると「あぁ、自分の世界はこれっぽちなのか…」と、思ってしまう。それくらい少なく見える。
北海道を離れるときにお金もないこともあり、200〜300冊の本を売った。いやだとしても…というのが本音。
でも本一冊。読むとまた違う世界を知れる。そして、違う世界から自分のことを観察できる。読書とは自分との対話だと思う。さまざまな角度から世界を見直し、自分を見直す。そうやって対話をしていく。
現代人は「暇潰し」の天才。すぐに空いているスケジュールに予定を入れる。そして埋めれるものもたくさんある。でもやっぱり自分との対話「自分は何をしたいんだろう?」みたいなことを唐突に自分にふっかける時間はあっても良いんじゃないかなと思う。ぼくはそれを大切にしている。
そうしないと、仕事をしているときとか、何か重要なことをしているときにそんな問いが急に降ってきて、仕事や他人に影響を及ぼすときもある。だから、考えるならその前に自分で考えておく。これも一つの「準備」だと思う。
本の紹介からはじまり…
おお。本の紹介をしていたら、話が止まらなくなってしまった。でも、本は良い。色々なことを深く知れるから。「深く」というのが大切だと思う、今の時代は。
今日は選挙に行った。そして殿さんとも遊んだ。明日からまた仕事だ。最近「え、あなたもですか?」という方が note を読んでくださったりしている。出会う人のなかでは「私が一番読んでいる自信がある」という謎めいたことを言う人もいる。
まあ無理はなさらないでください。大したことを書いていないので、いつも。でも文章も良い、自分の頭がスッキリするのと、飲みにいく友達と「この前のたつるの記事でさ〜」から話題が生まれることもあるから。
だからまた書こう、そして読もう〜。
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