スーツのボタンを閉めたくて 27/48日目【夜中の悲劇…】
48日後に減量しないとお小遣いを減らされるたかしです。
どうしてお小遣いを減らされることになったのか？
理由は、明快。
スーツのボタンが閉まらないほどに体重が増えてしまったからです。
はじまりはこちら。
ちょうど48日後には次男の卒業式が待っています。
17年間でこびりついた20kgの体重がどのくらい減っていくのか？
せっかくなら自分にプレッシャーをかけようと思いnoteに記録として残すことにしました。
妻の視線に怯えながら、チョコザップに通ってウォーキングで減量をしていく40歳の現実をご覧下さい。
こちらで自己紹介をしています。
今回は、減量27日目の減量記録です。
日中は意外と忙しい
夜の仕事が多いのだが、月に4-5回は日中の仕事が入る。
日中の仕事は、夕方5時ぐらいには終わり、自宅に帰り、夕食の支度をする。
その後に、子供の勉強をみて布団に入るまでを見届けると、たいてい9時になる。
「はぁ〜、今日も終わったなぁ〜。これから何をしよう」
明日も珍しく日中の仕事があるので、1時ぐらいには寝ないといけない。
「後、3時間。何をしようか？」
いつもはない時間に頭を悩ます。
読書？ いや、今日は仕事の休憩中に読んだし。
ゲーム？ いや、そもそもやらないし。
妻と会話？ いや、そもそも話してくれないし。
すると、選択肢は一つしか無かった。
そうだ、チョコザップに行こう
時間を見ると、すでに22時近くなってきた。
急いで準備をしてチョコザップに向かう。
夜中の悲劇…
チョコザップに行くと、人っ子一人いなかった。
本当なら清々しいはずなのだが、今日はちょっとだけ気味が悪かった。
マシーンの音はないし、人が来る気配もない。
昼ぐらいだと人がいないと解放感があって、得した気分になる。
でも、今日は……。
ぶるぶるっ。
全身に鳥肌が立つ。なんだか嫌な予感がした。
それでも、いつものウォーキングマシーンには向かう。
ウォーキングマシーンのスタートボタンを押す。
ピッ、ピッ、ピッ、ピー。
無駄に音がチョコザップ内に響く。
（なんだかおかしい…）
いつも通り歩くのだけど、じっとりと気持ち悪い汗が出る。
なんだか怖くなって耳にイヤフォンを付ける。
そうだ！YouTubeを見よう。
怖さを打ち消すように、YouTubeのいつものおすすめチャンネルを開く。
（ふぅ、安心した。これで歩けそうだ）
1.5km辺りまで順調に歩く。すると、耳から聞こえてくる音が不快になっていく。
なんだ？
と思ってスマホを見ると、
ホラー 短編
と表示されていた。
ちなみに読者さんの中には知らない方もいるかもしれないが、私は大のホラー嫌いだ。
お化け屋敷は、10mでギブアップ。
怖い話を聞こうものなら、長男とともに寝室の階段を登らないといけなくなるほどだ。
だから検索に「短編 ホラー」なんて打つことは、生きている限りはないのだ。
おそらくお調子者の次男のいたずらだ。
話を戻すと、YouTubeからはホラーの短編動画が流れ始める。
内容は、扉を開けたり閉めたりして、最後に怖い女性が現れるというもの。
しかも、短編なので、数分で怖がらせてくる。
（ヒィィ……）
目の前を手で隠す。
さっさとスマホのボタンを押せば良いのだが、怖くて押せない。
見たくないのに、耳からは怖い音が流れるもんだから、ちらっと画面を見てしまう。
怖さで肩をビクンとさせながら、スマホから離れようとする。
でも残念ながら、今はウォーキングマシーンの上にいる。
スマホの画面から離れようとしても、ウォーキングマシーンのせいで前に進んでしまう。
つまり、
スマホの画面に怯える
↓
スマホから目を背けながら離れようとする
↓
ウォーキングマシーンでスマホに近づいてしまう
↓
40歳男児のプリン腹は揺れる
という魔の方程式が出来上がってしまうのだ。
さらに、悪いことは続く。
先程終わったはずの短編ホラーと同じものが、また流れ始めたのだ。
（えつ？とうとうスマホ…呪われた？）
後で分かったことだか、ループ再生になっていたのだ。
ループ再生とは、同じ動画が何度も繰り返されること。
先程の魔の方程式がループすることになる。
時間は23時25分。
チョコザップで85kg、40歳の男がスマホに怯えながら歩いている様子は、それはそれは恐ろしかったであろう。
今日の減量メモ
昨日食べたもの
日中の仕事をした日の理想系かもしれない。
なんだか食事が真面目になってきちゃったなぁ〜。
運動内容
本日の体重： 85.6kg（昨日：＋0.3kg）
チョコザップでの運動：2.65㎞
職場の生き帰り：1.4㎞
仕事中の万歩計：7200歩
夜中のチョコザップ……もう行きません。
体調の変化
顎下のお肉が減った気がします。
妻の一言
「↑いや、気のせいだよ」
これまでのスーツのボタンを閉めたくてのシリーズはこちらにまとめています。まだ読んでいた日があれば、ぜひご覧ください。