スーツのボタンを閉めたくて 34/48日目【これだけなの？】
48日後に減量しないとお小遣いを減らされるたかしです。
どうしてお小遣いを減らされることになったのか？
理由は、明快。
スーツのボタンが閉まらないほどに体重が増えてしまったからです。
はじまりはこちら。
ちょうど48日後には次男の卒業式が待っています。
17年間でこびりついた20kgの体重がどのくらい減っていくのか？
せっかくなら自分にプレッシャーをかけようと思いnoteに記録として残すことにしました。
妻の視線に怯えながら、チョコザップに通ってウォーキングで減量をしていく40歳の現実をご覧下さい。
こちらで自己紹介をしています。
今回は、減量34日目の減量記録です。
うっかり…
昨日チョコザップでウォーキングマシーンを使ったら、生まれたての小鹿のように足をピクピクさせるという恥ずかしい姿をさらしてしまった。
私の小鹿＆〇〇系になってしまったことが気になる方はこちらをチェックしてみて欲しい。
そんな恥ずかしい姿をさらしたのだが、今日もチョコザップにむかう。
なんといったって私のお小遣いが関わっているのだから、そりゃ必死にもなる。
さらに、チョコザップに登録をすると、毎日のようにこんなメールが届く。
「おっ？可愛いしなんかちょっといやされるかも…」
と思う方もいるかもしれない。たしかに、これだけならすごくいやされるのだけれども、この下の画像をみると、
チョコザップ「君、今週1回しか来てないけど、大丈夫？本当にやせられる？お小遣いとられちゃうんじゃないの？」
というような幻聴が聞こえてきそうなほど、現実をつきつけられる。
まっ、行っていない自分が悪いのだけれど…。
さて、時刻は 17時25分。
今日はウォーキングマシーンで恥ずかしい姿をさらすわけにはいかないので、ゆっくりと内股で歩く。
昨日のようにお姉言葉や息が切れることもなく、2㎞を歩き切る。
珍しく何にもなく一日が過ぎようとしている時に、あることを思い出す。
「あっ、今日の夕飯どうしよう…」
頭の中からすっかり抜け落ちていて、何にも準備していないことに焦る。
時間はすでに、18時を過ぎていた。
（まずい、まずい。お米も炊いてないし、買い置きもなくなりそうだったんだ。お惣菜？いや、それはマズすぎる）
焦った私は、Geminiさんに質問をする。
「今急いでいます。家族5人分の夕飯を用意しないといけません。どうしたらよいですか？」
すると、ものの5秒で答えを出してくれる。さすが、Geminiだ。さてさて、答えはなんて書いてあるかな？
Gemini「家族5人分の夕飯作り、大変ですよね！でも大丈夫！冷蔵庫にあるもので、美味しい夕飯を作れます。……（以下冷蔵庫で作れるものリスト）」
…。
冷蔵庫なんもないのよぉ～。これは、私が悪かった。事前に冷蔵庫に食材がないことを伝えてなかったのだからね。別の条件も加えてみてっと…。
「冷蔵庫には何もありません。どうしたらよいですか？」
さぁ～Geminiよ。何を出してくれるのだい？
Gemini「冷蔵庫に何もないとのこと。それは大変ですね！でも、ご安心ください。工夫次第で美味しい夕飯を準備できます」
ほうほう、期待させてくれるじゃないか。どんな工夫なんだい？
【Geminiの答え】
・買い物に行く
・外食をする
・家族に相談をする
…まっ、それしかないよね。
家の近くにほっともっとがあるので、夕飯を弁当にすることにした。
これだけなの？
妻、長男、次男、三男にほっともっとで食べたいものを聞く。
妻「私、幕の内」
長男「生姜焼き弁当の大盛」
次男「生姜焼き弁当の普通盛り」
三男「オラ、唐揚げ弁当」
まるで質問されるのかを待っていたかのように、全員が一度に答える。すべてをメモにして、自分のメニューを決める。
（さて、今回は失敗しないようにしなくちゃ）
実は、ほっともっとにはちょっとだけ苦い思い出がある。
詳しくはこちらをチェックしていただきたい。
ほっともっとだけではないが、弁当は異様にカロリーと脂質、塩分が上がりやすいのだ。
（今日こそは俺は失敗しない。そして、できる男への一歩を歩みだすんだ）
と、謎の挑戦をしようとするBMI27.8の男児。お腹はぷるっぷるのプリンを少しだけ卒業して喫茶店にありそうな少しだけ固いプリンになってきている。
さて、何を選ぼうか？
メニューを見て、あっ！これ美味しそうと思ったのが、
（野菜もたっぷりとれそうだし、きっとカロリーもそんなに高くなさそうだぞ。こりゃもう決まったなぁ～！）
注文画面で温玉付き焼肉ビビンバを選んで、注文ボタンを押そうとしたところで、ふと指がとまる。
（前回の失敗もあるし、一応成分を見てみるか）
（…。塩分たっか。カロリーもそこそこ高いけど、塩分がずば抜けてるな。これは避けた方がいいかな）
と悩んでいると、ソファーからうなるような声で
妻「あのさ、まだ？」
「あっ、ちょっと待っててねぇ…」
妻「早くしないと、夕飯8時ぐらいになっちゃうよ」
時計をみると、18時40分。
手当たり次第にメニューを見ていくが、ちょうど良いものがなかなか見つからない。
（くっそ。食べてみたい海鮮中華あんかけ麺は食塩6.3g。カツカレーは脂質がかなり高い）
悩む40歳男児に、それを見つめる（＝にらみつける？）妻。プレッシャーをかけられているのは分かっているものの、なんとか気づかぬふりをする。
背中は汗がじんわりとにじみ出る。
すると、あるものが目に入る。
（ヘルシーなのは分かるが、量がちょっとなぁ…どうしようかなぁ？）
と悩んでいると、しびれを切らした妻が、
妻「もう早く決めてよ。時間がさぁ…」
「はい！」
と商品を選んで、注文ボタンを押す。
50分後。
全員分のお弁当を取りに行き、自宅に戻る。
机にお弁当を並べていく。
お弁当を食べるときはいつも遊園地に行く時のようにワクワクするのだが、今日は少しだけワクワクが足りない感じがする。
「いただきます！」
と、全員で一斉にいう。
周りを見渡すと、唐揚げ弁当や幕の内、生姜焼き。どれも定番で確実にお腹をいっぱいに満たしてくれるもの。
でも、私の前にあるのは、いつも食べるお茶碗より1.2倍ぐらいのサイズ。他のお弁当よりも1/3ぐらいで、私のプリン腹を満たしてくれるとは思えない。
（はぁ…これだけなのかぁ）
三男「唐揚げ美味しいよぉ～」
いつもは可愛い三男の声が、ちょっとだけいじわるに感じる。
（とりあえず、食べるか）
と弁当の一番上にあるつくねを一口入れる。
……。
（あれっ？なんだ。これめっちゃくちゃ美味いじゃん！さっぱりとしているけど、肉がぱさぱさしてないし、甘みがじっくりと広がる）
あまり興味のなかった弁当に、もう今は心を奪われはじめている。
隣にあるレンコンを口に入れると、これがまた甘すぎず美味しい。つくねを食べた後のお口直しのようなとして静かに存在感を示している。
つくねの下にひょっこり隠れているもち麦をさらけだして口にいれる。
（わぁ！もち麦なのに、ふっくら。つくねの甘いタレが少しだけついているのが、とってもいい。白米よりもいいかも！）
普段の私であれば、美味しいと思った弁当をさっさと口にかきこんで空にする。
でも、今目の前にある弁当は、不思議なものでゆっくりと味わいたい弁当であった。
1つ1つの具材をゆっくり口に入れ目を閉じるもんだから、子供たちが心配そうに見つめる。みんなの心配とは裏腹に、私の心の仲は満たされていた。
（なんだ、これは。満足度高すぎるぞ）
そして、最後の一口を食べ終わると、不思議とお腹もしっかりと満たされていく。
妻はすでに食べ終わっていて、子供たちは風呂まで入り終わっていた。
時計をみると、すでに約40分。
これだけなの？と思っていたお弁当に、唐揚げ弁当や幕の内弁当以上に満たされていたのだった。
今日の減量メモ
昨日食べたもの
久しぶりに弁当を食べたのですが、炭水化物と糖質が増えがち…… バランスに注意して食べないとですね！
朝は時間がなくて、お米だけほおばりました（笑） 朝食のルーティンを作りたいですね
運動内容
本日の体重：85.3kg（ダイエット初日～：－2.7kg）
BMI(身長175㎝で計算)：27.85
チョコザップでの運動：2㎞
習い事の送り迎え：1.5km
職場の生き帰り：1.4㎞
仕事中の万歩計：2000歩
今日は歩いた距離が少ないんじゃない？と思うかもしれませんが、実はあることをしていました。秘密です…。
体調の変化
薄味が好きになってきたようです。
妻の一言
「夕飯作り忘れているのを忘れないでね」
これまでのスーツのボタンを閉めたくてのシリーズはこちらにまとめています。まだ読んでいない日があれば、ぜひご覧ください。