【ゲーム批評シリーズ20】ドラクエ4設定考察
当時の小学生をメインターゲットとしてリリースされた本作
内容も各章の主人公視点で過不足なく明快なストーリーとなっており大ヒットした。
この日記では視点を変えて、町で暮らす普通の人々、各国の国力、世界情勢など当時の小学生プレイヤーが気にも止めない事を考察していきます。
画像がメモリ不足で貼れないので後日追記
エンドール
世界最大の国力を誇る世界の中心国
特徴は地理的優位性
北にボンモール領、東に橋は無いが大陸ブランカ領、西に旅の祠を通じサントハイム領、南に海を挟みキングレオ領
街は常に各地から来る人の流れがあり商業は活発、カジノや高所得者の住宅地がある
漁業、さらに北の山岳地帯には鉱山もあり巨大な国力を支える。
ただしエンドール国王は思い付きでことを進めたり、他国の王子と娘を結婚させて自国の将来がどうなるか考慮出来ないなど少々王としての器が足りない。
平和すぎる為か、兵士が居眠りするなど士気は低い。
ボンモール
エンドール北の山岳地帯に位置する要塞都市
ボンモール王は南のエンドールを侵攻する準備をする野心家だが、自国とエンドールの戦力比、エンドールを落とすメリットを考えれば実に理に適っている。
鉱山資源は豊富だが、国力としてはエンドールの3分の1も無い為、無理な兵力整備で常に防具不足に悩まされている。
北のレイクナバは漁業が盛んで、サントハイム領フレノールとは海を挟んで目と鼻の先。
サントハイム
エンドール西に位置する大陸
乾燥地帯、未開の地を含むためそれほど豊かでは無いが、広大な農地と海運で世界3位の国力を誇る
サントハイム王は温厚で人望もあり、予知能力に似た不思議な力を持つと言われている。
エンドール南に歴代サントハイム王の墓がある。
なぜ明らかに領地外に墓があるのか。
これは推論だが、近い過去、つまり過去100年ほどはサントハイム領が広かった可能性がある。
根拠は世界各地の本棚で見かけるサントハイム出身の杖マニアの本。
王家の墓に変化の杖がある事などが記載されている。
もし最近、大規模な国同士の戦争があったのなら、NPCの会話で出てこないと不自然だ。
ゲーム内ではそういった話は一切出てこない。それなら戦争があったということ自体が否定されるのか、あるいは不要な情報として製作者に遮断されたのか。王家の墓の位置は大きな謎だ。
キングレオ
エンドールから南へ海を挟み広大な大陸を領土とする
キングレオ城北のハバリアがこの大陸の玄関口であり、他国と盛んに交易している。
大陸西にはアッテムト鉱山、南に砂漠地帯と歓楽街モンバーバラがある
キングレオ前国王は誠実な人物であったが、息子の現国王は魔族との繋がりがあるなど黒い噂が多い。
ブランカ
エンドール東に位置する広大な大陸を統括する城なのだが、北を大森林地帯、南が砂漠地帯と大陸のほとんどが未開の地であるためか、ブランカの国力はエンドールの10分の1もない。
さらに西のエンドールへも橋が無く、交通の便も悪い。
砂漠地帯を超えると世界有数の港町、コナンベリーがあるが、ここまでくるとブランカの領地外で、独自の商人文化で賑わいを見せている。
コナンベリーからはエンドール、ハバリア、サントハイムへもアクセスが良く、さらにエンドールからはコナンベリーがソレッタ、ミントス方面への中継地となっている。
その他の地域
ブランカ北に騎士国家バトランド、女性だけの城ガーデンブルグ
バトランド現国王は民思いで、税もできる限り低く設定している。
そのしわ寄せとして兵の装備にお金をかけていないという話を住民から聞くことができる。
初代王バトロアは、当時小さな集落でしかなかったこの土地を、天から授かった盾で魔物から守りきったという伝説が残っている。
イムルは北限の村であり冬季は厳しい寒さ。林業が盛ん。
ガーデンブルグについて補足すると女性だけの国家という以外に【完全国交遮断国家】という特殊性がある。
山を溶かしでもしないかぎり入ることは許されない。隣国バトランドとの関係性は不明。
北西の国スタンシアラ
世界樹のある大陸に文明が遅れたソレッタ、ミントス
エルフの国ロザリーヒル
魔王の本拠地がある大陸にリバーサイドの街がある。
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