沖ツラ3巻を読んで|「互助」と「好き」を教えていただいた気がする
どうも。藁科侑希(わらしなゆうき)です。
普段は大学教員やスポーツ現場でコーチやトレーナーをしております。
今日が381日目のnote投稿です
沖ツラ最新3巻、昨日届いて早速読みました。
面白かったですし、終始自分の表情が口角上がってるなと思う感じでした。
ほんとおすすめ。
今日はそんな、沖ツラを読んでいて思った、「互助の精神」と「所属感」についてのお話。
●互助の精神で互いの「キョリ」が近くなる
3巻冒頭が、台風のお話で。
その中でのやりとりがめちゃくちゃほっこりしました。
簡潔にいうと、友達の友達は、友達のような関係性ですね。
むしろ家族の知り合いは、みな家族、のような雰囲気がとても心温まった感じでした。
受け皿が広いというか、受け止める心があるというか。
そうした、「困っていたらお互い様」「助け合うことは自然なこと」という文化が根付いているんだな、というエピソードでした。
内容はぜひ単行本から。
ドキドキな展開もあって、さすがえぐみ先生、と思いながらニヤニヤしていました。
『互助』という単語は最近結構目にするようになっていて。
自助・互助、共助、公助、という人の生業の中で必要な助け合いがあって。
それぞれの内容は、上記ブログでこのように記載されています。
僕らが生きていくには、「自助・互助・共助・公助」という力が必要とされています。
「自助」というのは、自分で自分を助けることですね。
「互助」というのは、家族とか友人とかご近所さんとかクラブ活動の仲間といった、「個人的な関係性」を持つ者同士で、支え合うことです。
「共助」というのは、年金とか、介護保険とか。
「公助」というのは、行政の助け。
残念ながら今や互助は「昔ながら」の交流、と認識されてしまっているかもしれませんが。
人との繋がりが希薄になってきている現代にこそ、互助が必要だ、ということが叫ばれ始めているんですよね。
じゃあどういった互助を目指せば良いのか、というと。
その答えは、沖ツラを読むとわかるよ、と紹介しようと思っていたりします。
自然に人と関わることとはどういうことなのか。
自分には相手に関わる資格がないんじゃないか、と思ってしまっているような方は、ぜひ読んで、ちょっとこうやってみようかな、とチャレンジしてみたり。
あるいは沖縄に一回行くと、価値観が変わるかもしれませんね。
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●「自分は〇〇だ」という所属感が連帯感を生む
また、沖ツラでは「うちなー(沖縄)」の人間、という共通の認識があり。
その所属感が、うちなーにいる人皆家族、のような連帯感も生んでいるようにも思っています。
しかし、コミックス内でも紹介されているように、少し距離があくだけで、方言が聞き取れないような言葉遣いになったりもしていて。
でも沖縄の仲間、という認識はお互いが大切にしている、ということがよくわかるお話もありました。
その仲間の中には、人間だけでなくて、動物も入っていて。
ハブやマングースに関しても、「へぇーそうなんだ」というエピソードがあって。
友人にぜひとも話したいな、と思えるものでした。同時に、同じエピソードを異なる視点からみることもあるのか、と感じたことでもありましたね。
そして、野球のお話はこの連帯感が如実に表れているエピソードなんだと感じました。
「地元愛」といえば一言なんですが、その地元愛をどう表現するのか。
一体となるというのがどういうことなのか。
その入れ込み具合を、垣間見ることができる気がしていました。
『あなたはそこにいて良いんだよ』という、アイデンティティを育む環境が、そこにあるんだなと考えておりました。
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●入り込むことで見える世界がある
そして。
この沖ツラ3巻を描かれている、空えぐみさんはこれだけ沖縄のことを書き込めるくらい、「入り込んでいる」のだなと改めて感じました。
以前バイキングでお話をされているのを見たりもしていたのですが。
自分が好きなこと・好きな人を、どう表現しようか、と考えるためにも、「じゃあ自分が入り込もう」と飛び込めることがとても素敵だなと思っています。
自身の「好き」からくる、経験や体験を元にすることで、その情報量は多くなると思いますし。
実感を伴ったエピソードは、共感や引き込む力を持っているのだと思います。
だからこそ、えぐみさんは漫画という媒体を使って、大好きな沖縄を表現されているのだろうなと感じました。
作品から、作者さんの「好き」が垣間見えるというか、透けて見えると、こちらも「好き」がうつってくるような気がします。
こうした、感情の共有や「好き」の伝達を、自分も自分なりの媒体で、やっていければなと。
勝手に背中を押されたような感覚になっていました。
自分ができることを精一杯。
好きを目一杯素直に出していければなと思います。
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今日はここまで。381日目おわり。
最後までお読みいただきありがとうございました!
それではまた明日。
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【保有資格】
博士(スポーツ医学 筑波大学)
日本スポーツ協会公認バドミントンコーチ3
日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー
日本障がい者スポーツ協会公認障がい者スポーツコーチ
日本障がい者スポーツ協会公認中級障がい者スポーツ指導員
日本障がい者スポーツ協会公認障がい者スポーツトレーナー
NSCA認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト
NSCA認定パーソナルトレーナー
高等学校教諭専修免許(保健体育科 茨城県)
中学校教諭専修免許(保健体育科 茨城県)
赤十字救急法救急員
【現在の大学担当授業】於:東京経済大学・千葉大学・東洋大学
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