シャーデンフロイデは、権力者らが国家運営のために用いる典型的な手法。優生学や優生保護法は、日本だけでなく世界でもこの手法の代表である。人口の90%を占める中間層は、優生保護法の対象である下位5%よりも、幼児期から死に至るまでピラミッド構造の中で上位に位置すると想定されている(と中間層は思い込んだまま一生を終える)。思い込みのアドバンテージは、使い方次第で本物のアドバンテージにもなる。泥船(思い込みという幻の下駄)でも、スピードと勢いがあれば対岸に渡れるように、対岸に渡ってしまえば、どのように渡ったかは関係ない。しかし、ここで問題なのは、幻の下駄を履かせても対岸に渡れなかった人たちである。シャーデンフロイデに話を戻すと、根拠のない価値下げによって自分の地位を保とうとするソシオパスらの悪癖は見過ごせないが、フリーエネルギーを活用するというシャーデンフロイデのライトサイド(光の側面)の活用法を、功利主義者、バイオハッカーとして紹介したい。耳石(幸福感)を意識した運動・物理療法の運動場の中でも、多くの初心者が訪れる屋外スケートリンク。周囲より少しでも上回れば、加齢による骨密度低下を防ぐテストステロンが分泌される。人間は褒められたり、自分が周囲より優れていると感じたりするとテストステロンを分泌する。私が思うに、圧倒的な初心者集団と同じ空間で過ごせるのは、密な屋外のスケートリンクだけだ。私自身、スキーでもスケートでもダンスでも他の習い事でも、上級者が周囲に多くても「上手いなぁ」と思うことはあっても、卑屈になることはないし、ホルモンバランスが乱れることもない。「箸が転んでも楽しい年頃」というフリーエネルギーは最強だが、枯れ始めた中高年には、シャーデンフロイデのライトサイドを扱う技術で余生を楽しんでもらいたい。先日、そんなことを考えながら六本木ミッドタウンの屋外スケートリンクを滑った(^_−)−☆
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https://note.com/wandering_1234/n/n044d5a049681
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