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原稿一枚(四百字)で十分な小ネタを書こうとしたら、ぼくの各マガジンの投稿本数が目に入っ…
午後からやけに手足が冷たかった。 「急いでコインランドリーへ行ってもらって、ホンマによ…
昨日の午後から、ずっと肌寒く感じる。 遅めの昼ごはんを食べて、短めの文章を投稿して、も…
noteの投稿作の整理と五百文字足らずの短編を一本書き終えて、遅めの昼ごはんを食べていた。…
めったに入らないヘルパーさんだった。 昨日は気持ちが乗らなくて、直接ぼくのかかわらない…
インフォメーションへ行くと、いちばん近くのレジで彼女は溜まったおカネの勘定をしていたの…
太陽の位置を確かめながら、電動車いすのバッテリーの残量を示すランプにときどき目をやりながら、ぼくは気の向くままに知らない道を適当に歩いていた。 自宅を出てから三時間あまり、バスにも電車にも乗らず、ずっと歩き続けていた。 あの日、ぼくは作業所をサボっていた。 声の大きなスタッフが仕切っていて、障害のある人たちはぼくもふくめて、安心してモノが言えない雰囲気だった。 公には「代表」という役職に就いていることになっていて、現実との落差にぼくの気持ちはいつも澱んていた。 ガ
たったいま、ひとつ決めた。 来年、初蝶とすれ違うころ、台所側の軒先にひょうたんを植え…
試合時間は残りわずかになっていた。 真っ赤なユニフォームがグランドを縦横無尽に駆けめぐ…
週末になると、彼は施設へ面会にやってきた。 話したいことがいっぱいありそうな顔をして…
徒歩10分、いつものスーパーへ買い出しに行った。 冷蔵庫には、枝豆ご飯一食分と里芋の煮…
朝から、ぼくは勝負に出た。 昨日、おとといと腰の具合が芳しくなくて、目標の二時間にはは…
いつものように、枕もとのスピーカーから唄が聞こえている。 こうして一行がはじまったので…
ぼくのひとさし指から役目がひとつ消え、新たにひとつ加わった。 おそらく十代前半のころから、ぼくには誰にも教えたくない秘技を持ちあわせていた。 ズバリ、それは「目クソ」を取ることだった。 四十代半ばまではひとりで寝返りを打てていたから、目がしらや目じりに黄色がかった物体が鬱陶しさを運んでくると、両足の蹴る力を上体のひねりに連動させて横むきになり、さっそく作業に取りかかった。 普段は思うように動かない腕も、横むきになると片方は上半身でロックされる。 左右とも手首から