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ダイエットに効く運動方法

ダイエットには無酸素運動を先に行ってから、有酸素運動の順番が推奨されています。それは、無酸素運動を実施することにより、成長ホルモンが分泌されることで、脂肪を燃焼させる効果があります。先に無酸素運動を行なって成長ホルモンを分泌させることは、脂肪の燃焼効果をより高めるのに効果的だからです。
では、無酸素運動をどの位の強度、時間を実施すれば良いのでしょうか?
本日はダイエットのためにウォーキング前に実施するべき無酸素運動について整理していきましょう。

無酸素運動はどのくらいの運動強度?

本日紹介する
運動強度(METs)と成長ホルモン分泌の関連について
では、

運動の種類にかかわらず,3METs,6METs及び10METsと運動強度が増えるに従い,血中成長ホルモンAUCも増加した(図4~6)。3種類の運動をまとめた結果,10 METsのときに最も多い傾向が見られた。

と報告されています。
10METsの運動例は
ランニング:161m/分、柔道、空手、キックボクシング、テコンドー、ラグビー、水泳:平泳ぎ
とされており、感覚的に嫌気性代謝閾値を超えるくらいになります。

無酸素運動はどのくらいの続けるの?

同じ研究では

10METsのトレッドミル運動に傾斜(傾斜度10%,6.1km/h)を設け筋肉に対する負荷を増やした場合,30分後の成長ホルモンの分泌は,運動前に比べ有意な差(p=0.043)がみられ,120分まで分泌が増加し続けていた

と報告されています。
つまり無酸素運動は30分を目処に実施することが望ましいと考えられます

まとめ

ダイエットのためには、ウォーキング前の運動も重要です。
しっかりとその方の有酸素運動、無酸素運動を見極めて指導していきましょう。
効果を正しく伝えることもウォーキング療法士の役割です。
しっかりと正しい知識を持って、健康寿命の延長に貢献していきましょう。
ウォーキングを指導し、その方の健康寿命をサポートしてみませんか?
療法士として、社会貢献ができる手段がウォーキング療法士です。

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