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ウォーキング指導の時のワンポイント
ウォーキング療法士は個別でウォーキング指導を実施することもあります。
その場合、注意しないといけないのが個々に対してその人がわかりやすい言葉で説明することです。
例えば、踵接地をお伝えする際に
・踵からつきましょう
・つま先を挙げて足をつきましょう
と目的は同じですが、人によって掛ける言葉を変えます。
それはなぜか?本日は運動学習からコーチングについて考えていきましょう。
運動学習はどのように行われるか?
運動学習はスキーマを形成すると言われています。
GMPと再生スキーマで運動プログラムが組まれます
↓
体が動き固有受容感覚が生じます(feedback情報)
↓
固有受容感覚とGMP、再認スキーマで作成された予測された運動感覚(feedforward情報)と照らし合わせます
↓
感覚のズレを自己評価し、修正した運動プラグラムが組まれます
![](https://assets.st-note.com/img/1684715987773-YD2F1DCcxU.png?width=1200)
このように運動プログラムを修正し、徐々に運動を学習していきます。
声かけを変える必要性
ここで重要なのが、結果に対する自己評価をアウトプットしてもらうことです。
例えば、「真っ直ぐ座りましょう」と指導者が指示します。
人によっては
・坐骨結節の感覚を頼りにする
また違う人は
・脊柱の伸展の感覚を頼りにする
はたまた
・目線で確認する
など人によって優位にする感覚が違います。つまり、優位的に感じる感覚の部位は人によって違うのです。
その人がどこの感覚を頼りにしているのか?を知るためにアウトプトしてもらい、その人の優位としている感覚を知ることがコーチングでは必要です。
その優位にしている感覚でお伝えすることで、その人がわかりやすい、納得しやすい説明が可能となります。
そのため、ウォーキング療法士は人によって声かけの言葉を変えています。
まとめ
ウォーキング療法士は様々な悩みを持った方々に対応します。
その時に根拠に沿った説明ができることで、その方々の安心感は段違いです。しっかりと根拠に基づいたご説明をし、その方々の安心をサポートしていきましょう。
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