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きゅっぴ
2024年11月1日 18:04
父の介護から離れてみてわかったのは、「介護というタスクだけが異常に時間や手間がかかる」というより「自分らしく生きていくための時間って、想像以上に一日の大部分を占めているんだ」ってこと。自分として生きなくていいなら、きっと介護してあげられるんだろう。自分らしく生きる時間を削って。
2024年7月22日 13:20
父が出す話題はいつも不快な内容。なので雑談をするとすごくストレス。他人なら無視をする、距離を置く等できるが、血のつながった家族で、しかも介護要員という立場では難しい。父はストレスを与えるつもりはもちろんないし、何ならもっと病人を楽しませろ、もっと気を遣え、くらいの態度だ。困った。
2024年7月6日 04:10
中途半端にリアルな夢をよく見る。父は左半身麻痺でベッドから起き上がれないし、体育座りも床から立ち上がることもできない。今日の夢の中ではそれが全部スピーディにこなされていた。そのくせ、立った途端歩くにも足が出ず、頭から棒のように倒れ(これは最初に倒れた日の姿だ)、私はそれを支えた。
2024年6月3日 20:37
左半身麻痺の父が見た夢。1日分の行動がプログラムされたスイッチを押されると、自分の意志と反してプログラム通りに体が動く、それも超高速で。「とっても怖い夢だった」そうだ。思うように動かせない身体、特に大好きなプログラミングができない左手のことが、頭にずーっとあるんだな。きっと。
2024年5月8日 21:56
『あさイチ』で自宅介護の看取り特集を観た。母は「ひとりぼっちで死にたい人は、動物みたいに死にたいんだろうね」と言った。「動物は、死期を悟ると誰にも見つからないところへ行ってひっそり死ぬって、よく言うもんね」。なら、大勢に看取られたいという人は、人間的に死にたいのかな。と思った。