許されるように、生きろ
人は毎日毎日、罪を重ねているらしい。
生きることは罪であるということか。
ルールを守っていても、どこにいても、危険は潜んでいる。死とは隣り合わせである。
最近よくニュース番組で目にするのは、自動車事故。
池袋での事故を皮切りに、連日事故が報道された。
実際は毎日どこかで事故や事件は起こっているのだろう。ひとつひとつ知られていないだけで。
何をしたって、形だけ整えることができたって、そうなる前と全くおんなじ、元どおり、になることはないし、永遠に失ってしまったら、もう二度と会えない。
残された人の背負っていく悲しみや怒り、痛みは、きっと他人に全部理解できるものではない。
誰かが今も傷ついている、そんな瞬間を、何もなかったかのように回る世界を、生きることに絶望することがある。
それでも。
「許されるように、生きろ」
少し前に放送された 不条理な死は許さない、
金曜日ドラマの台詞。
人は毎日誰かを何かを、傷つけ、傷つけられて生きている。
取り返しのつかないことをしてしまっても、
残された人にできることは、
「許されるように、生きる」ことしかないのだと思う。
許されるように、どう生きるべきだろうか。
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