重要伝統的建造物群保存地区である「播州 龍野」を歩く
この週末は普段行かない場所に行こうかとなり播州まで足を伸ばした。大昔、行ったはずだが姫新線などは記憶にはなく、飛び乗った電車は二駅目の余部で30分ほど足止め。
週末は気温が上がり桜も散り始めぐらい。久しぶりに乗るディーゼルの力強い走りに感心しながらオフを満喫している。旅情を感じさせる単線の旅だが実はなかなか電車事情は厳しそう。
経営観点で言えば目下「大炎上中」と言える。国鉄民営化のあと、どちらに舵を切るのかはあるが、今後かなり厳しい判断をすることになりそうで、昔の当たり前が今後違う「当然」に置き換わるのは避けられなさそうだ。
今回の目的地は国の重要伝統的建造物群保存地区である龍野。おそらく15年ぶりじゃないかと言いつつ足を延ばした。関東の人からすると馴染みはないが「ヒガシマルうどんスープ」とかを作るヒガシマル醤油などがある場所である。
廃藩置県の際は龍野県ー姫路県ー兵庫県と区分されたように昔から要衝の地であったが近年はどちらかというと取り残された感は強い。だからこそ昔のままの建築物が残っている。
面白いのは、ここ20年の間にこのような地方都市も「町おこし」的な活動をするところもあるが(例で言うと飛騨高山などは観光地化された)、龍野は変わらず昔のままの面構えで安心する。
当然人も少なく、静か。最近のリモート生活で人混みに20分巻き込まれると気疲れする自身にはこの環境の方が落ち着く。よく地方永住的な話はあるが、東京でも朝活生活をしていれば困ることもないので、たまに知らない場所に行く方が気分転換になります。
都会と地方、どちらも良さがあるし、視座を複数持てることは少なくともプラスが多い。それは日本と海外もそうだし、○○一本でやり切れる人はいいが自分のような凡人にとっては、あっちもこっちもがあっている。
今後、20年を考えると、不安も多いけど、咲く桜に心は相変わらず癒されるし、新緑の緑も和むわけで、そういう心構えがあれば大丈夫かな。と。嫌な話よりいい話、前向きな発言。そういうのを意識していきたいですね。
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