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お仕事小説
あー、仕事辞めたい。
そう思っていたので何かお仕事小説を読みたいと思って読んだのがこの本。店長がバカすぎてという本。
主人公の女性と歳も近く、そしてまさしく私のように辞めたい辞めたいと言っている。でも辞めない。私もこの本を読んだ後、私も辞めないと思った。
イライラしたり、理不尽なこともあるそれでもやっぱり周りの人がなんだかんだ好きなのだ。そして、今の仕事もきっと好きなのだ。
前までは書道で食べていきたかった。でも、実際に仕事をもらってやってみると思ったのと違ってて、好きに字を書くのが好きなんだなと気づいた。
でも、会社員として働きながらその夢を追いかけてきたから急にぽっかり穴が空いたみたいになって、やる気も出ない感じになって、この会社員としての仕事は別に私じゃなくていいじゃんなんてひねくれた考えをしたりしてしまっていた。
そんな時に読んだ本。
読み終えて、いい意味でまぁいっかって思えた。今の環境って悪くないんじゃない?って。まず、周りの人たちが良くしてくれるし、そしてこの経理の仕事が自分は好きだ。そして気づいたのが、ちゃんと周りの人たちは自分のことを頼りにしてくれているということ。ひねくれてるのは私の考え方だなってこと。
あとね、この主人公は派遣社員なんだけど、正社員を今までは諦めてたところがあったのね。私も事務職だしって正社員だけど、周りとの給与の差は少し諦めてたんだけど、きちんと上司に前よりも業務も増えて、頑張っているんですってアピールできたの。読む前まではどうせ頑張っても意味ないみたいな考えだったけど、自分なりに伝えようとしてみたらいいかもってなって行動してみた。
お仕事小説っていいよね。明日も頑張るかーって元気をもらえる。そんな今年最初に読んだ小説の感想というか自分の考えでした。