評論家と映画ファンどもに抗うシリーズ 前書き
まあ、始めましたこのシリーズ。
この連載の目的はただ一つ。
映画の再発見だ
ただ、評論家や映画ファンから評価された映画は取り上げない。
あくまでもどちらからもそっぽを剥かれ有象無象の人作品として扱われてる可哀想な映画を真面目にレビューする。僕は捻くれ者だからこういう映画を偏愛して、世に広めたいと思うからだ。
評論家から評価される映画は一般に芸術性が高かったり、優れたテーマ、構成に大きな影響を与えた作品が多い。
映画ファンから好かれる映画はエンタメ性や、共感性が高い映画ってどこだろう。
そして、その狭間で観客から見捨てられ、今にも朽ち果てようとしている映画の多さよ。
かといってカルト映画として評価もされず、ただただ数ある商業映画群の一作としてしか見られていないのだ。
こういう作品はある視点から読解をすると面白い作品だったりする、僕はそんな映画を読者に紹介したいのだ。
今考えてるだけでも5作品、これから思い出したり、他に発見したら続くかもしれないけど、とりあえずはこの5作品について語っていこうと思う。