未来ある子供たちに継承したいもの
お疲れ様です。 ひであきです。
先日久しぶりにシブヤ大学に登壇させていただきました。
「継承」をテーマにしたこの授業。
今回で10回目。
そのうち5回は登壇してます。
そもそもこの授業は
継承しないことを決断したわたし。
その中で
継承って一部の特別な人のみでなく
誰でも関係することだよねってこと。
そもそも自分の身体って親から継承しているものだよね。
継承の上で成り立っているのが我々。
つまり誰でもこの「継承」は関係ある。
そういう意味では
私が良く扱う「死」というものに近いかもしれません。
そんな思いから
オヤビンさんにつながって
この授業がシリーズ化しています。
今回のゲストスピーカーは
株式会社 子育て支援 熊野英一さん。
私は熊さんと呼んでおります。
熊さんからのしっかりした講義をしていただき、参加者さんと対話が展開していきました。
ここからは気になったキーワードをご紹介します。
・ごちゃまぜ
→これを感じたのは
まず子ども食堂がいまやごちゃまぜの場になっているってところから派生したんです。
現場の声を聞いていると
人手の問題とかあるみたいで
私が普段御縁ある高齢者の場でも同じような課題があって
だったら高齢者も子供たちもごちゃまぜでいいよね。
きっと共通する課題を抱えていて
でも共通する大切なスキルも持ち合わせていてだったり同じ場で見てみればいいじゃん。
なによりお互い元気になるんじゃないかな?
この思想が「富山型デイサービス」なわけで
あと以前勝手に視察した「シェア金沢」ですよね?
なぜ人はボーダー引くのだろう?
ラク?いやラクじゃない。
勝手にボーダーを引く常識にとらわれてない?
・ちゃんと生きる
→キチンと生きるのって疲れるよね?
でも人に求めてしまう。
子供にも親として。
自分自身を見てみて。
そんなにちゃんとしてる?キチンといつもしてる?
得意もあるけど苦手もあるよね?
つまり根っからのちゃんと生きてる人はいるの?
私がリーダーの時にこれ知っていたらなー。
いつもきちんとしなきゃ!リーダーとして。
う!苦しい!
それよりもおれこれ苦手だから助けて!って言えたらどんなにラクか?
それで助けてもらったらありがとうってそれでいいじゃん。
ちゃんとしない大人が増えるときっと子供たちもラクじゃない?
そりゃダメダメはだめだよ。
・信頼
→私は字を見るのが好きでして。
信は人の言葉。頼は束(たば)と頁(ページ)。
つまり自他から受ける言葉の束ってことじゃん。
それが自分を信じる力になるのかなって。
他者の言葉は変えられないよ。
でも自分にかける言葉は変えられるでしょ?
ならば、まず自分にかける言葉は自分のこと信じられる言葉かけしようよ!
・受け入れる
→これは私が考える仏教が大切にしている思想って思っていて。
まず受け入れる。
これは対話の場でも大切にしてる。
人生、いろんな人いるよ。
でもすぐに判断するのではなくて
まず受け入れてみようよ。
味わってみよう!
・手離す勇気
→これは御縁ある高齢者との対話で感じること。
昔をしばる。
いろいろなものをしょい込む。
でも仕方ないことはある。
その思いを降ろそう!
ラクじゃないですか?
これは今回の熊さんにも
また「嫌われる勇気」の著者である岩井先生にも
思わず提案してしまいました。
でも次の本のタイトルにどうかと。
そして私と対談させていただけないですかね?
それくらい大切なテーマだと思うんだけど。
まとめ
この授業は本当に多くの人に
特に子育てに関わる人たちはもちろん
これから子育てに関わるひと。
つまり日本全員受けてほしいくらいの授業でした。
アーカイブで記録して残したいくらいでした。
今回
シブヤ大学のほうで
記録をしっかり残していただいていて
のちほど報告書がアップされるみたいなので
ぜひこれを読んでいただいた方はぜひ読んでくださいね。
そして感想待ってます。
ぜひ私とこれを元に対話しましょう。
ではでは。