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【実食レポ】 「中田屋」(石川県金沢市) きんつば
KITTE大阪「HOKURIKU+」の購入品のひとつ、「中田屋」さんのきんつばです。
「中田屋」さんは、大阪駅周辺なら「阪急うめだ本店」にも入っているので、出かけ先の近い方で買えるのが便利。
KITTE大阪は5個入り1種類しか売っていないので、いろいろ購入したい人は阪急に行かれた方がいいですね。
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ざらっとした紙袋にはいった5個入りのきんつばを購入しました。
みなさん、きんつばはお好きですか?
私は最近になってあんこに目覚めるまでは、正直、何がいいのかよくわかりませんでした。
ですがあんこが好きになったら、これほどあんこが堪能できるお菓子ってないですね。
きんつば
きんつばというと四角いものがおなじみですが、もともとは刀の鍔(つば)のように丸い形をしていました。現在でも丸いきんつばをつくり続けている老舗もあります。
きんつばは、大阪で生まれて「銀鍔」の名で売られていた菓子です。当時の大阪の銀鍔は周りに米の粉をまぶして焼いたので焼き色がつきにくかったことから銀鍔でしたが、江戸では小麦粉を水溶きにして、それをまぶして焼いたため、若干焦げ色がつき、金色にみえたことと、‘銀より金が上’とのことできんつばと呼ばれるようになりました。おもしろいことにその後、発祥の地大阪でもきんつばという名で定着しました。
四角いきんつばは、餡に寒天を加えて型に流し入れて固め、四角く切ります。そして、それぞれの面に水溶きした小麦粉や白玉粉を付けて焼いてつくります。六面を焼くので「六方焼き」とも呼ばれています。
なるほど。中田屋さんのきんつばの原材料は、砂糖(国内製造)、小豆、小麦粉、寒天、塩、(一部に小麦を含む)です。
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昭和9年創業の中田屋さん。
小豆は北海道産の極上大納言小豆、寒天は岐阜県恵那市山岡地区の山岡寒天をつかい、薄衣はひとつひとつ筆で人が塗って焼いているそう。
よく小麦を溶かした生地に餡をひたすようにつけて焼いているのを見ますが、筆で塗っているから全体に均一な衣がついているのですね。
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いただいてみると…小豆がむっちりしていて、豆の存在がしっかりあって、きんつばファンの存在を理解しました。
甘ったるくなくて、でも控えめすぎず、本当にちょうど良い。
暑い時期だったので、冷蔵庫で冷やしていただくとさらにさっぱりして冷たいおやつになりました。
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小豆の炊き加減も絶妙です。
小豆がつぶれることなく形がそのまま残っているのに、かたくない。
季節もののさくらや栗も、いただいてみたいですね。