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【実食レポ】 「桜井甘精堂」(長野県上高井郡) 栗ペースト・ひとくち栗ようかん
noteでは和菓子だけをピックアップしていますが、ケーキを買うならモンブランな人です。
そんな私が、「これは!?」と思った「栗ペースト」。
なんとですね、モンブランクリームだけを量産できちゃうのです。
秋に栗のお菓子がたくさん販売される「小布施」。
こちらで室町時代から約200年続く「桜井甘精堂」さんのお菓子が今回の実食レポートです。
「桜井甘精堂」さんのお菓子は、主要百貨店にはだいたい置かれているので、買いやすいのも嬉しいですね。
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おそらく基本の「栗ペースト」と「ひとくち栗ようかん」を購入。
栗ペーストは、大きなサイズの瓶もありましたが、購入したときは使い道もよくわからなかったので小瓶にしました。
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桜井甘精堂のお菓子に使われている栗あんをびんに詰めた「栗ペースト」。そのままパンに塗ったり、お汁粉にしたり、バターや生クリームと混ぜるなど味わい方はいろいろ。
これはめちゃくちゃ便利なものなのでは??
原材料は、栗(国産)と砂糖です。
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私にはその才能がないので、あまりうまく使えないのが残念ですが、お菓子をいろいろ作る方には最高の材料になるのではないでしょうか。
漂白などもされていない、自然な色の栗ペーストがいつでも手に入るのは嬉しいですね。
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この栗ペーストと泡立てた生クリームを混ぜると、あのモンブランクリームになるのですよ。最高。
しっかり栗の味がするので、生クリームが多めでもモンブランクリーム♡
生クリームのかたさと量でいろいろ応用が効きそうです。
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ひとくち栗ようかんは、賞味期限約1年なので、災害用非常食として保管しておける美味しいお菓子です。
急なお客様用に常備しておけば一石二鳥ですね。
栗の味がしっかりする、ねっとりとした練りようかんでした。
将軍家にも献上されていた上質な小布施の栗を使い、初代・桜井武右衛門が「純栗ようかん」を創り出したのは1819年(文政2年)。今から200年前のことです。以来、栗の風味を活かした栗菓子を作り続けてきました。
栗は手を掛け過ぎると風味が損なわれてしまうため、栗あんもあえて裏漉ししすぎず、渋皮が交じることも。お菓子としては上等ではないかもしれません。少しくらい不格好でも、美味しさには変えられない。「菓子屋であるよりも栗屋であれ」これが私たちの理想の姿です。
小布施、行ってみたいな〜