【❓Que.4】褒めるって正解? -vol.3- 【わくわくママのくえすちょん】
こんにちは。わくわくママ(妻)です。本記事はvol.3です。
vol.1、vol.2をまだ読んでない方は、こちらからどうぞ。
ナルシストで需要に応える自分を逸出する
ーvol.2の続き
妻「で、今度受け取り側ですよ。問題なのは。」
夫「受け取り側が、どんな環境にいようと、他者からの評価を気にしないでいるにはってことよね。」
妻「褒められたことを親身に受け止めつつ、それを目的としちゃいけないマインドみたいなものだとは思ってて。
でも、さっきのG-DRAGONの観客がいなきゃ音楽やんないっていうのは、褒めてくれる人がいなくなったら、やらなくなるのと等しい。もしかしたらそっちのマインドでもいいかもしれなくて。」
夫「でも、社会貢献もさ、ある意味、社会が必要としなくなったらやめる。それも不思議で、ものすごい他人軸な可能性があるよね。」
妻「そもそもね。でも、世の中では、好きなものは別に他人のためにやるものじゃない、自分がやりたいと思ったものをやれって言われてる。」
夫「そうね。自分が好きだっていうベースがあって、その上で社会に貢献する。でもその順序だったとしても、社会が必要としなくなったら、1人で細々とやることになる。
逆に言うとさ、 細々とやってるものが社会に必要とされ始めない限り、絶対に表に出る価値のない人間になるわけだよね。それも残酷だけど。」
妻「そうね。」
夫「多分、本当に好きなものって社会に必要とされなくなった場合でも、細々とやり続けるものなんだと思うんだよね。 」
妻「うんうん。」
夫「うーん。結局は褒める側に寄せる気がないっていうマインドが必要なんだと思う。
なんだかんだ…日本人にはナルシストが足りないじゃないかな。(笑)」
妻「あー!確かにね。」
夫「俺もさ、自分のnoteの記事を今日書いたんだけど、G-DRAGONの曲とマイケルジャクソンの曲を聞きながら書いたわけ。
そしたらさ、もうナルシストだとしか捉えられない文章になるわけよ(笑)でも、それが本当に楽しんでる姿な気もするわけ。」
妻「確かに。」
夫「でも、そのマインドがある程度ないと、周りから求められる需要に応えるべきかの判断ができない。需要の誘惑に打ち勝てない。」
妻「振り払うことができないってことね。」
夫「需要による柵をある程度振り払うためには、ナルシストが必要だと。」
妻「なるほどぉ〜。
・・・ナルシストになるにはにはどうしたらいいの?(笑)」
夫「(笑)
本人たちの制作の裏側とか知ったらいいと思う。本人たちはかっこつけてるつもりもないだろうから。」
妻「本当のナルシストの意味を知る、そういうアーティストを見る、だよね。」
夫「うん、そうね。」
この記事で伝えいたこと - 好きなことに憑依する
妻「最終的に教育者側は、ナルシストを教えつつ褒める。これでいかがですか。」
夫「なるほど。」
妻「そしたら自己がナルシストになり、褒める人や観客がいてもバランスよくなるんじゃない。
単純にナルシストがいいっていうわけじゃないんだよね。」
夫「うん。ちゃんとした意図がある。
やっぱり、そういうアーティスト達は、ある程度ナルシストでいることで、色んなバイアスを払拭してんだなって思う。その人達も音楽ランキングを見たくなるし、見たらこれがいいなって心から湧いてくるわけよね。」
妻「うんうん。」
夫「それを振り払うためのナルシスト。俺はもっと違うの作りてえわとか、なんかもっと楽しいことできないかなとか、この人より楽しく作りたいなとか。」
妻「うん。」
夫「ナルシストで振り払えなかったら、社会から一旦離脱するのも手だよね。」
妻「はいはい。」
夫「G-DRAGONがこの間、『POWER(※1)』っていう、めっちゃ陽気で、俺は世界一のK-POP界のキングだ、みたいな曲を出したんだけど、ある番組出演した時にその曲流し始めたら、めっちゃ恥ずかしそうにするわけよ。(笑)」
妻「かわいい。(笑)」
夫「それって、アーティストモードの時って、周りの目っていうのを一切気にしないようにしてると思ってて。そこで作り込んで作り込んで世に出して、かっこいいだろってなるんだけど、じゃあ目の前で一緒に聞きましょうってなったら、『うわ、恥ずかしい。』ってなる感覚。
それができるかどうかかもしれない。」
妻「うわ〜。そのバランスはあるかもな。つまり2重人格になればいいんだ。(笑)
G-DRAGONも人が変わったようになるもんね。」
夫「うん。でも日本人はそれにならないようにしてしまってる気がする。」
妻「確かに。それじゃあアーティスト活動できないよね。」
夫「自分が人前で見られると、小っ恥ずかしいぐらいのナルシズムがないと、周りの目っていうのは振り払えないかもしれない。」
妻「なるほどね。じゃあやっぱ、憑依型がいいんだ。」
夫「そうね。憑依している瞬間っていうのは多分周りの目が気にならない。」
妻「ゾーンに入ってるような状態だよね。自分が憑依できるものを探すというか、その状態が恥ずかしいっていう風に思わないようにしないといけないね。」
夫「確かにそうだ。没頭とか没入感って、憑依してる感覚なのかもね。」
妻「これなら、好きなことをやる時に『憑依する』っていうことを自分で意識することで、好きなことを続けることもできそうだね。」
夫「うんうん。できる気がする。」
妻「なるほど〜。大分解に近づいたんじゃないですか。」
夫「近づいた。俺も勉強になった。」
妻「はい。ありがとうございました。」
ちょっとしたアフタートーク|リタリコ夫婦の場合
妻「私はそれ(憑依している時)ないからなぁ。」
夫「結構あるけどね。デートしてる時。(笑)」
妻「違う!それは違う(笑)何が憑依してんの?!」
夫「あれだね、お姫様。(笑)」
妻「あ〜、そうなんだ・・・
女の子は恋愛では憑依できるのかもね。恋愛以外は多分できにくいけど。
男は何ができやすいと思う?」
夫「趣味じゃない?やっぱ戦いとか、ゲーム中。車に熱中するとかも、ある意味憑依に近いと思う。」
妻「結局ね。」
夫「憑依できるものを仕事にするとかも考え得るな。まあそれは俺自身の課題ということで…」
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※1:G-DRAGON 『POWER』