『伝える』と『伝わる』の違い?
こんにちは、「WaCCa(ワッカ)の人」です。
仕事やプライベートに関わらず、「ちゃんと言ったのになんでこうなったの!?」と憤慨したことはないでしょうか?
これは、まさに【伝えたつもり】になっていて、相手には【伝わっていなかった】ということです。
今回は、コミュニケーションにおいて重要な役割を持つ『伝える』と『伝わる』について書き留めていきたいと思います。
『伝える』と『伝わる』の違いとは?
どちらも似たような使われ方をしますし、意識して使うことは少ないかもしれませんが、その意味やニュアンスは異なります。
「犬を描いてください」と伝えた時には、横から見た犬を描く人もいれば、正面から顔だけ描く人などいるかもしれません。
でも、伝えた人は斜め上から見上げる犬を描いてほしかったとすると、相手には伝わっていなかったとなります。
『伝える』とは、自分が持っている情報や考えを相手に伝えることであり、相手にそれを理解してもらうことが一番の目的になります。
この目的が日々のコミュニケーションになると慣れてしまって、抜け落ちてしまい、伝えて満足になることもしばしばです。
あとあと、「なんでこうなったのだ!?」といっても後の祭りなわけです。
伝える側は、伝わり方はヒトそれぞれであると認識し、「何を伝えたいのか」「どのように伝えるのか」を考え、伝える内容や伝え方に意識して、誰にでもわかる表現を心掛けることが必要です。
単方向のコミュニケーションでは相手には伝えられないのです!
『伝わる』は、伝える側の情報や考えが、相手に届いて「なるほど!」「ほう、分かった」などといった反応が確認でき、相手が自ら行動に移すことで伝わったと言えると思います。
また、伝わる側も受け取った情報について「何を受け取ったのか」「どのような印象を受けたのか」を咀嚼し、整理する必要がありますし、必要に応じてその内容に齟齬がないか確認していくことも重要です。
こうして、相手に意図を伝え、受け取った側もそれを汲み取り理解し、双方向のコミュニケーションとなることが理想です。
最後に
伝える側がどれだけ工夫をしても、伝わるかどうかは、相手の受け取り方や状況によって異なり、必ずしも情報が伝わるとは限らないですが、「相手はこう思うはずだ」と思い込みを排除して、伝えることを惜しまなければ、きっと良いコミュニケーションになり、信頼関係構築にもつながっていくと思います。
皆さんも日々どのようなコミュニケーションしているかどうか、是非振返ってみていただけると幸いです。
本日はこんなところで。
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それでは!
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執筆 WaCCaの人
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