インターンは採用の近道?
こんにちは、「WaCCa(ワッカ)の人」です。
いつもは中途採用をメインに記事投稿させていただいておりますが、2023年度からインターンの定義が変わったということで、そのことに触れていきたいと思います。
そもそもインターンって?
インターンとは、学生の皆さんが、在学中に一定期間、企業で就業体験を実施することを指します。
学生の皆さんは、業界や企業および仕事への理解を深め、企業は優秀な人材と早期に接触し、興味を持っていただくこと(応募喚起)ないし囲い込みを目的にしています。
時期としては、夏休み時期に行われることが一般的ですが、秋~冬にかけて行われるものもあります。
形態としては対面型・オンライン型、期間も1day・1weekなど短期から1month以上の長期就業型まで様々です。
インターンの定義が変わった?
これまでは、「インターンシップの推進に当たっての基本的考え方(通称:三省合意)」によって、インターンシップを通じて得られた学生情報を採用広報活動に利用できないという整理になっていました。
ちなみに三省というのは、経済産業省・文部科学省・厚生労働省です。
それが、改めて協議がなされ、25年卒以降はインターンシップが新たに定義されて、一定の基準を満たす内容のインターンシップを実施することで、学生情報を採用活動開始後に活用できるという整理に変更されました。
変更のポイントをまとめると以下の通りです。
学生のキャリア形成に関わる取り組みが4つのタイプに分類
指定要件を満たすタイプのみインターンシップと定義
タイプ3のインターンシップでは取得した学生の個人情報の採用活動への活用できる
あくまでキャリア教育の一環であるインターンシップであって、新卒採用の選考活動ではないということは不変のポイントですね。
最後に
改定はひとつの転換期になるかと思う一方でこれまで多くの会社がインターンシップで取得した学生情報を採用活動に活用していた事実はあると思いますし、内々定も解禁となる6月1日には早々と出している状態を考えるとまだまだ実情とのギャップを感じてしまいます。
とはいえ、インターンの文化は馴染んできた印象があり、企業側も優秀な学生と接触および確保するために様々な魅力的なインターンを検討しており、学生側はファーストキャリアを検討する上で、選択肢が豊富にあることと就活準備を早期に開始できることは大きなメリットです。
インターンの企画・設計や面白いインターンの取り組みについてもおいおいまとめていきたいなと思います。
本日はこんなところで。
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それでは!
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