どこか懐かしくも新しいカードゲーム「あのねじつは」劇場が生まれるまで
RayArc(レイアーク)、ならびにRayArc Astrolabe(アストロラーベ)の皆さま、おつかれさまです。新規事業ユニットです!
ボードゲーム🃏制作プロジェクトからお伝えします。
とつぜん現れた喜劇王
先日も動画投稿でご紹介しましたこちら…。
じつは、このような動画をつくる予定は、マッタクありませんでした。ですから絵コンテ切って、それに合わせて演者さんに尺通りに動いてもらって…とか、そういう段取りにのっとった予定調和のつくりではありません。
色々な偶然が重なって…結果的に、いわば社内からの『持ち込み素材』がきっかけで、ポーンと形になってしまいました。いや、すごいな。そもそもこの演者になっている方の色々な動き、完全に即席らしいんですよ。
なんなんだ、このとつぜん現れた喜劇王は…。
制約は、クリエイティブのブースター
元の動画には(かなりいきおい任せな)台詞もついていたのですが、
という形でご提出いただいたため、そこはまるっと不採用に…。いや、厳密にいえば、音声は「使っていい」と言われても、不採用だったかな? (※じつは、この部分にはちょっと後日談があります…)
顔を出さないはともかく、音声部分が使えないとなると…別の声で台詞も見直してアフレコするとか、解説のテロップをつけるとか? あるいはあくまでも、なにかの説明の一部の、補助的なパーツとして使うか…。
台詞の内容自体が採用なら、音声を加工する…みたいなアプローチもあるのかもしれませんが、今回は内容もボツなので、そういうわけにはいかない。
さて、どうしよう。音のない世界、道化のような動き…、あ。。。
サイレント映画…。
格別に造形深いわけでもないですけど。
いいな。いいよなぁ、ああいうの。
でも…できるかな?
…やってみるか。
そうしてできたのが、今回のプロモーションムービーです。とはいっても、あくまでもそれっぽいテイスト…というライトな感じの仕上がりですね。
後日談
完成版の動画を、件の喜劇王さんにチェックしていただき、
と最終確認したところ、
と、利用できる範囲を広げていただきました! おおー!
ひょっとしたら、加工後の動画を実際に観ていただいたことで、
と、伝わったためかもしれませんが。(ちょっと推測入り)
音声に対する制約がもし最初からなかったら、この動画は全く違うものになったり、生まれていなかった可能性すらあります。意図せずでも意図的でも、『あえて制約を設ける』効果と、偶発性の魔法を再認識しました。
とはいえ。せっかくのご厚意ですので、今後素材のひとつとして、活用させていただきますねー。(予定は未定)
「あのねじつは」とは
だれかを置いてけぼりにしない自己紹介カードゲームです!
ゲームマーケット2023春にて、発売予定です!
(新規事業ユニット・ワクワク魔人S)