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自分に集中していますか?|【モンク思考】
どーも!
わーさんです!
日曜日ですので、2021年に読んだ本の紹介 をしていきます。
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『モンク思考: 自分に集中する技術』
ジェイ・シェティ
著者
ジェイ・シェティ(Jay Shetty)
・著述家、講演家、ポッドキャスター、元僧侶
『ニューヨーク・タイムズ』紙ベストセラーリスト第1位作家。講演家、ポッドキャスター。元僧侶の経験を生かして世界中に知恵を拡散するべく活躍中。
・2019年、『アドウィーク』により「若きインフルエンサー」に選出され、同誌の表紙を飾った。2017年には『フォーブス』が選ぶ「世界を変える若手30人」の1人に。手がけた動画シリーズの再生回数は80億回以上。ソーシャルメディアのフォロワー数は4000万人を超える。ポッドキャスト番組『On Purpose(目的をもって)』は2019年の健康ウェルネス部門第1位を獲得した。
・Google、Microsoft、Netflix、メガバンクHSBCを始め、世界中の企業で基調演説を行い、多くのクライアント向けに社内トレーニング・プログラムも開発。自身が経営するオンライン・スクールでは200万人以上がコーチング術を学んできた。自己啓発コミュニティー「ジーニアス・コーチング・コミュニティー」は健康ウェルネスの理論と実践に関するプログラムを提供、世界100カ国以上から数万人のメンバーが参加している。
引用元:Amazon
本書の概要
・モンク思考を手に入れる
・「本当の自分」を手に入れる手順を教えてくれる
今回は、私が読んでよかったと思う部分を3点紹介します。
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■執着は恐怖をもたらし、無執着は恐怖を和らげる
私たちは恐怖との親しみを感じた時に、一体化したように話していると思う。
「悲しんでいる」
「怒っている」
「恐れている」
でも、恐怖に向かって話しかければ、自分を恐怖から切り離すことができます。そして、恐怖と一体ではなく、恐怖を経験しているにすぎないと感じることができると本書では書かれています。
感情は自分が感じているものであって、イコールではない。
そのため
「わたしは怒りを感じている」
「わたしは悲しみを感じている」
「わたしは恐れを感じている」
このように意識することができれば、恐怖を和らげることができます。
その対象に対する恐怖を受け入れるのではなく、「次の行動」をどうすればいいのかという起点に変えることができます。
食生活が影響して、病気のリスクに恐怖を感じているなら、食生活を変えればいい。親が死ぬことに恐怖を感じているなら、一緒に居ることができる時間を増やせばいい。
そのようにして、恐怖を感じていることができれば、行動の変化につながってくると思います。
■4つの動機
私たちが行動するためには、動機がある。
本書では、人間の動機となるものを4つに分類している。
1.恐怖-「病気、貧困、地獄に対する恐怖、死に対する恐怖」
2.欲望-成功、富、快楽によって自分を満足させようとすること
3.使命感-感謝、責任感、そして正しいことをしたいという気持ち
4.愛-他者への思いやり、他者を助けたいという気持ち
何かを選択するときに、それは失業するのが怖いからであったり、友人からの賞賛であったり、両親からの期待であったり、誰かの人生がより良いものになるために手助けしたいからだったりします。
その動機となる部分に対して、自分はどう感じているのかを表に出す必要があるのです。
そのため、人は生きるために「意図」を持つことが必ず必要になってくるのです。
■自分の”ダルマ”を生きる
「ダルマ」は、本書では、天職のようなものだと書いてあります。
ダルマに時間とエネルギーを費やしていると、自分の能力を最大限に発揮させつつ、しかも、世の中の役に立っているというダブルの満足感が得られる。
自分のダルマを生きることは、人生を充実させる確実な道です。
ただ、それがわかっていれば苦労はないと思います。それも見つけるのが大変なのです。
本書では、ダルマの見つけ方を下記の通りに示しています。
情熱+専門的能力+有用性=ダルマ
例えば、誰かに褒められない限り、ワクワクすることができなければ、情熱はないです。また、興味関心はあったとしても、誰からも反応してもらえなければ、その情熱には有用性はないということです。
人は誰かを理想の人として動き出すことがありますが、それが自分のダルマなのかどうかを調べようとしないで行動します。
給料がいいからIT関係や金融関係の仕事に就きたいとか、人から尊敬されるうえに有名になれるから医者になりたいとかがその例です。
自分がそのことに向いているのかわからないうちに、ゴールを目指してしまっているのです。
その部分をしっかり見つめる必要があります。
まとめ
今回は『モンク思考』を紹介しました。
本書は500ページを超える本ですが、とても読みやすく、タメになることが多いです。また、自分のこと知ることができる質問も多く載っているため、ぜひとも、本書を手にとって、自分に集中できる技術を見につけて欲しいです。
そうすることができれば、今まで悩んでいたことがクリアになり、新しい気持ちでスタートをすることができるはずです。
自分が何を抱えて、どう苦しんでいるのか?
それを強く感じている人におすすめしたいです。
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