【No.1285】話せないことは、きっとできていない
『無敗営業』という本を読んでいます。書かれていることを勤めている学習塾でいちいち試すのが楽しい毎日です!興奮して、ここ数日『無敗営業』の実践から着想を得て書いてきましたが、今日はすこし趣向を変えて。
壁にぶつかっている気がします。
『無敗営業』という本は「思想の本」だと思っています。
具体的なテクニックも書かれていますが、根底にあるのは「ゆっても、そんな簡単じゃねぇよ?」的な、地道に修行していこうという誘いに読めます。
ここに書かれていることを意識して日々精進していけばおのずと道は開かれていくでしょうという感じで、
電車の中吊り広告にあるような、これで君も完璧だよ!的な薄っぺらい内容じゃないです。
本を手に取ってから、わーっと読ませてもらい、それから取り入れられそうなところ(具体的なテクニック)をもう1度読み直して、真似させてもらって、
すると、すぐに結果にあらわれるから、うっはー!たンのしーー!って、なっていますが、
壁にもぶつかっている気がします。
書かれていることは、日本語として理解はできます。重要事項には線を引きます。でも実際の行動に落とせないんですね。
『無敗営業』に書かれている内容は初級…、というか、取り入れやすいテクニックから、標準、応用と難易度があがっていって
今、内容がわかっているようでわかっていないような、よくわからない段階に来ています。
階段の踊り場に出たような感じです。これまで学んだことを、もう少し自然にできるようになり、営業としてのレベルが上がって、また本を読み返した時にもっと理解が進むのでしょう、
これまで学んだことは文章にできたのですが、言葉にできない箇所が増えてきています。
僕が実践するにはもっとレベルの高いことが書かれています。わかったようでわからない。身体が動かない
例えば、お客さんの悩みを深堀りするために、お客さんが「いや、実は」といった少しテンションが変わったところを捉えて深掘りをしていこうなどと書かれています。
言葉としてはわかるけど、
うん!それそれ!そうやってみたら、こうなりますよね!みたいな、実感を伴ったエピソードと書けないんですよね。
これってきっと「分かっていない」ってことなのでしょう。分かったつもりでわかっていない。
日本語として文章を読めば理解はできるんだけど、行動に落とし込めていないから、こうやって文章に書こうと思っても、文章にすることができない
このモヤモヤが、もうなんというか…、モワっとしています。
せっかく勉強したなら成果につなげたいですよね。成果につなげるには行動が必要で、行動するには理解している必要があります。
分かっていること
分かっているようで分かっていないこと
この区別は、書けるか書けないか、もしくは、話せるか話せないかで認識すると良いでしょう。
動画や本など学んだものが手元にない状態で、どれだけアウトプットできるか。そういえば学習塾で教えているときもアウトプットできるかが判断基準です。
その点、こうやって書く習慣があってよかったなあと思いつつ、日々アウトプットを心がけていきます。
■■今日の質問■■
昨日、今日学んだことを
なにも見ずに書いたり話したりできるか?せめて思い出せるか?
できないなら復習をいつしましょうか
■■以上■■