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映画批評

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記事一覧

【映画評】『シド・バレット 独りぼっちの狂気』(2023) 孤独な口笛吹き

『シド・バレット 独りぼっちの狂気』(ロディ・ボグワナ&ストーム・トーガソン、2023)…

Y.N.
5か月前
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【映画評】ゴジラvs生権力 「ゴジラ-1.0」(2023)

「ゴジラ-1.0」(山崎貴、2023)評価:☆☆★★★  原作レイプの常習犯、山崎貴監督が、…

Y.N.
11か月前
7

【映画評】「社会的テーマ」という釣り餌 「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」…

 テレビで観た映画についての雑感でも書こう。  物語の核心部分についての記述を含むのでご…

Y.N.
1年前
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【映画評】「シン・仮面ライダー」(2023) よく分からない……

「シン・仮面ライダー」(庵野秀明、2023)評価:☆☆☆★★  よく分からん……、という…

Y.N.
1年前
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【映画評】「シンドラーのリスト」(1993) しょせん善人、たかが善行

「シンドラーのリスト」(スティーヴン・スピルバーグ、1993)評価:☆☆★★★  「シン…

Y.N.
1年前
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【映画評】「ライフ・イズ・ビューティフル」(1997) 「美しい人生」という醜い子供だ…

「ライフ・イズ・ビューティフル」(ロベルト・ベニーニ、1997)評価:☆☆★★★  一言…

Y.N.
1年前
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【映画評】「グロテスク」(2009) スプラッター版「奇跡の海」

「グロテスク」(白石晃士、2009)評価:☆☆☆★★  もう2度と観る気になれない映画である。この映画に関して言えば褒め言葉だろう。以下、10年以上前に1度観た記憶だけを頼りに書く。  どういう映画かといえば、キチガイ男がカップルを拉致して拷問するという、それだけの内容だ。  動機は、「感動するため」。拷問に耐えられれば恋人は助けてやる、と宣告した上で男を拷問し、自分の大切な人を守るために人間がどれだけ耐えられるか観察する――という、身も蓋もないというか、ありきたりというか

【映画評】映画短評2020

 2020年に書いた、映画についての短いメモ。  2020年公開の映画はほとんど含みませ…

Y.N.
2年前
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【映画評】「パリは燃えているか」(1966) パリが燃えなかったせいで平和ボケしたフラ…

「パリは燃えているか」(ルネ・クレマン、1966)評価:☆★★★★  10月13日、BSプ…

Y.N.
2年前
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【映画評】「宇宙人の画家」(2021) 学校的価値観の呪縛

「宇宙人の画家」(保谷聖耀、2021)評価:☆☆☆☆★  傑作だ。  ボルシェヴィキ、大…

Y.N.
2年前
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【映画評】「食屍鬼ダーマー」(1993) 「空っぽであること」の悲哀

「食屍鬼ダーマー」(デヴィッド・R・ボウエン、1993)評価:☆☆☆☆☆  カナザワ映画…

Y.N.
2年前
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【映画評】「ザ・フライ」(1986) 同情しやすいバケモノ

「ザ・フライ」(デヴィッド・クローネンバーグ、1986) 評価:☆☆☆☆★  キチガイの…

Y.N.
2年前
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【映画評】「NOPE/ノープ」(2022) スペクタクル批判の特撮

「NOPE/ノープ」(ジョーダン・ピール、2022)評価:☆☆☆☆★ これがどういう映画かと…

Y.N.
2年前
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【映画評】「ジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地」(1975) 形式と内容の主従逆転

「ジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地」(シャンタル・アケルマン、1975)評価:☆☆★★★ 退屈な映画  平凡な主婦の淡々とした日常を、長回しの固定カメラで延々描く映画である。3時間20分にわたって、ただひたすら、主婦の日常が映される。  コーヒーを入れたり、じゃがいもを剥いたり、じゃがいもを茹でたり、ベッドメイクしたり、じゃがいもを捨てたり、売春したり(!)、じゃがいもを買ったり、浴槽で体を洗ったり、気色の悪い息子に「セクハラ」めいた