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雑記を50本書いて "書く" 行為の素晴らしさを再認したよ

 皆さんこんばんは。最近日を跨いだ時間の投稿が多くなっていますね。そして、本記事の読者諸賢ならある一つの論理矛盾に気づいているかもしれません。

 早起きするために夜は早く寝た方が良いんじゃないか、そんなツッコミが入るかもしれませんね。これについては一切の申し開きはございません。

 でも早起きで人生変わると考えていることは事実です。それでも夜更かしをしてしまうということは、休日というのはあえて人生を変えずに過去にしがみついている時間なのかもしれません。

 まあこんな感じで訳のわからないnoteを書き続けまして、ついにこの一日一創も50本目の投稿となりました。お忙しい中時間を割いて記事を読んで下さっている皆様には非常に感謝をしております。

 改めて断っておきますが、基本的にこの一日一創は自分のために書いているものであるため、みなさんのご期待に沿うような内容がコンスタントに制作できているかという観点でみると非常に危ういです。

 しかし、自分のために書き続けてみてどのような変化が起こったのか、についてはまとめることに意義がありそうなので、本記事でそれを試みてみようと思っています。

1. 感性が研ぎ澄まされた

 これが一番大きな変化だと感じています。書くという行為は自分の中に潜んでいる宝物を掘り起こす内省のツールとしては非常に適したものであると感じました。

 毎日感じたことを振り返る習慣をつけることで、日々の生活に対して主体的に何かを感じ取ろうとする意思が強くなったように思います。これが研ぎ澄まされたという言葉の意味です。

 世界の見え方が変わっていくのって純粋に楽しいです。変わっていくというよりかは、本来の見え方に回帰していくのかもしれませんが。フィルターは綺麗に保っておきたいものです。


2. 心の形が鮮明になった

 上記のように普段の生活における感性が研ぎ澄まされると「あ、この感情って過去にも感じたことがあるぞ」という風に、点と点が線で繋がる瞬間が訪れます。

 これを繰り返していくことによって、自分がどんな刺激を受けるとどんな感情に至るのかが先読みできるようになるため、ある程度自分の感情やモチベーションをコントロールできるようになってくるというメリットがあります。

 よく就活などで用いられるモチベーショングラフはまさにこの効果を期待して作られるものだと思っています。しかし、書くという行為はグラフ化することよりより詳細に感情を細分化して保存できるため、真実を知りたがる好奇心旺盛な私にとっては書くほうが楽しいです。

 また、感情に文字という客観性を付与することで、自分の感じていることが整理されてより伝える力も磨かれている気がします。我々は日本人であり、マザータングである日本語を使って物事を思考します。文字に親しむって本当に良い効果がたくさんありますね。


3. 表現がより好きになった

 このように記事をネットにあげることによって世界中の人からフィードバックを受けることになります。スキやフォローして下さる皆様に対して、きっと何かをお届けできているのかもしれないと考えると純粋に嬉しくなりますね。これが表現することの意義なのではないでしょうか。

 自分は本職においてWebメディアを作っているため、普段は創り手として何らかの意図をを持って物事を発信します。しかし、この一日一創については本当に自分が普段考えていること、感じていることを自分の言葉で素直に吐き出すように心がけています。

 このマガジンのコンセプトを改めて引用しましょう。

物書きのきほんの "き"。日々感じたことや思索を書き連ねます。未成熟で雑然としたものから、光る何かを拾い集めていくマガジン。

 読まれる場合を想定して文章を読みやすく組み換える作業を行うことはありますが、基本的に書いてある内容については自分の心を指で叩き込んでいるだけなので、拙かったら恐縮です。

 考えていることを素直に書き、誰かに読んでもらうことで等身大の自分が世界のどこかで誰かとつながっている、そんな感覚を得ることができて自己を肯定することもできます。

 まあ、自分の場合はそこまで深く考えず、ただ純粋に書くことで世界の見え方が変わることを楽しんでいる節(1,2で書いた内容)の方が強いですが。


4. 文芸に対する愛着が強まった

 もうねこれは本当に僕の個人的な思いなんですが昔っから文芸が好きなんですよ笑

 祖父も文学少年だったみたいで立派な書斎にたくさんの蔵書があるので、もしかしたらこの遺伝子は祖父から受け継いだものなのかもしれませんね。

 高校の勉強も国語が好きでしたし得意でした。国語便覧をひたすら眺めているのが楽しかったですし、そもそも "文字" というものにとても強く惹かれるものがあります。文芸の蘊奥を人生をかけて突き詰めていきたいと改めて思わせてくれました。

 このご時世、様々なメディアの台頭により表現をするツールは多様化していきました。本職ではWebというツールを用いて、デザインとエンジニアリングによってユーザーに価値を与える仕事をしているので、非常に有用であることは自分自身もはっきりと認識しているつもりです。

 でもやっぱり文字は好きなんだ。文字にしか表現できないディティールが必ずある。そう信じております。文字の良さについては、一家言あるつもりなのでまたどこかで語りたいですね。


■ まとめ

 あくまでもこれは仮説ではありますが、自分はどうやら世界の断絶を減らし共創型の社会を創っていくことに興味があるみたいです。世界平和に近しい概念かもしれませんね。INFPという性格の人間はそういう人が多いのかもしれませんね。

 まあ書くことの良さについて語ってきたものの、物書きの最大の弱点は現実を生きる力に乏しいということだと思っています。読んでもらわないと何も始まりませんし、信じてもらい行動してもらうまでには非常にハードルの高い世界になりますね。

 なので、物書きはものを書くだけでなく現実を生き抜く武器を身に着け、現実と闘う中で失われつつある大事な真実をしっかりと残していくことが仕事であると考えています。これもあくまで仮説ですがね。

 なので自分は普段の仕事の中でもデータ分析とマーケティングのスキルだけは徹底的に磨いていきたいと思っています。正しい情報を伝えるべき人に伝えることで価値を生む。これが出来る物書きは非常に強いと考えています。

 大言壮語を吐ききったので、本日からまた張り切って仕事に打ち込んでいきましょう。まずは、顕在化した課題を解決するための良いプロダクトを作るところから始めていこうじゃないか。


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