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これから資格取得を目指す方へ 〜資格×資格=最強説〜

前回、終活アドバイザーの存在について書きました。
今回は前回に引き続き、終活アドバイザーについて書きます。
終活を必要としている方向けではなく、どちらかと言えば、現在終活アドバイザーの資格自体に興味がある方向けです。
※PRではありません。

終活アドバイザー×○○

私は以前、終活アドバイザーの方が集うサークルに所属していました。
10名ほどが所属していたサークルで、経歴や保有資格は様々。
終活アドバイザーとして、したいことも様々。
しかし「誰かのために役に立ちたい」という思いは全員一致していました。
(その思いがそれぞれ強い分、チームとしてまとまるのも難しかったのですが笑)

では終活アドバイザー以外に、他のメンバーはどういった資格を保有していたのか?といいますと、
FP
宅建
土地家屋調査士
介護福祉士
アロマテラピー
ヨガ講師
マッサージ系の資格
など。

中でも1番多かったのはFP(ファイナンシャル・プランニング技能士、ファイナンシャルプランナー)です。
ユーキャンで取得できる終活アドバイザーの大元・一般社団法人ら・し・さはFPによってできた団体だから、という理由があるかもしれません。
私は終活アドバイザーを取得してからFPを取得しましたが、FP等として実務経験を積んでから、更に実用的に使える資格として終活アドバイザーを取られる方が多いようです。

また、介護職・福祉関連のお仕事に就かれている方が取る場合もあります。
介護の現場で様々な経験をされる中、終活の必要性に気付いたというお話も聞きました。

職業との掛け合わせだと、
介護・福祉
保険
不動産
葬祭
金融系
など。

多岐に渡るジャンルとの掛け合わせが可能な資格ですが、掛け合わせでないと難しいのか?と言われると、「微妙なライン」な気がします。

間口を広げる意味での資格

終活アドバイザーは、先述した様々な業界で使える、また、資格と組み合わせることでより活躍できる資格です。
ただ、まだまだ終活アドバイザーという言葉自体が広まっていないことを鑑みると、どちらかと言えばメインではなくサブとしての要素が強めです。

例えば、エンディングノート(終活)を他人に勧める場合、その人にとって馴染みのありそうなところ(メイン)から話を広げる方がすんなり受け入れてもらいやすい気がしませんか?
保険代理店に勤務しているならば、最初から終活の話をするのではなく、保険をお勧めする上で、ライフプランを考えた時にエンディングノートもお勧めする。
不動産の買取・販売を行う会社で勤務しているならば、お家の管理状況などを聞いてから、希望をエンディングノートに書いてもらうよう勧める。
など。
最初から終活の話を出すと、「縁起でもない」「まだ必要ない」とお考えの方も多くいらっしゃるのも事実です。
馴染み深いところからお話を広げた先に、終活アドバイザーとしての活躍の場が広がっていると思います。

まだまだ伸び代だらけの資格なので、やりようによっては終活アドバイザーだけでも活躍できる可能性は充分にあります。
これを目指して奮闘されている方もいらっしゃいます。
しかし、終活アドバイザーに限らず、どんな資格もやはり2つ以上の資格との掛け合わせの方が強みになるのではないでしょうか。
資格を取るか迷っている方の、答えを出すひと押しになれば幸いです。

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