システムエンジニアの1日!(データベースエンジニア編)
こんにちは!広報委員会の宮田です。
今回はシステムエンジニアが普段どのような業務を行っているのか、入社7年目のデータベース(DB)エンジニアである僕の1日を例に紹介したいと思います!
「IT業界に興味があるけど、どのような業務を行っているかイメージできない…」そんな方のご参考になれば幸いです!
VITAのDBエンジニアの1日!
▼09:00 お客様先のオフィスへ出社
VITAのエンジニアは基本的にお客様のオフィスへ常駐して業務を行っています。
勤務開始時間は入るプロジェクトによって異なりますが、早くて9時開始、遅くて10時開始のところがほとんどです。
出社形態も入るプロジェクトによりけりですが、2023年現在VITAのエンジニアの出社形態の割合はフル出社2割、フルリモート2割、出社とリモートワークを組み合わせたハイブリッド出社が6割くらいの印象です。
▼09:30-10:00 チームの朝会に参加
出社している場合は対面で、リモートワークの場合はZoomやTeamsといったツールを使って朝会という毎朝の定例会議に参加します。
システムエンジニアは自分の仕事の担当分けが細かく分かれていることが多く、アプリチームやインフラチームなどに大きくチームが分かれ、さらにインフラチームの中でもサーバー担当、ネットワーク担当などに担当が分かれます。
VITAのDBエンジニアはDBの設計構築保守運用といったインフラ寄りの業務を担うことが多いので、インフラチームのDB担当としてアサインされることが多いです。
そうしたチームごとに朝会を実施し、各自のタスクやスケジュールを報告し、タスクの進捗に問題がないかを確認したり、他担当のメンバーへの連絡や相談などを行います。
▼10:00-12:00 DBの設計書、構築手順書、シェルスクリプトの作成
朝会が終わると自分のタスクを進める時間になります。
今回は「システムの機能追加により、データベースに新規データ領域と新規ユーザーを作成し、既存システムからデータを移行するタスク」がプロジェクトで発生したケースを例に取ります。
まずはDBの設計書に、追加するデータ領域とユーザーの情報を記載します。
DBに限らず、サーバ機器やアプリケーションなど、システムに関連するものには全て設計書が存在します。
建物や車などの工業製品を作る際の設計書と同様に、設計書をもとに実際のシステムを構築する必要があるため、新規追加の際には漏れなく設計書が更新されているか注意が必要です…!
設計書を修正したら、設計書通りのデータ領域とユーザーを作成する手順書と、既存システムからデータを移行する手順書を作成します。
自分が作成した手順書で別の人が作業を行うことも多々あるので、手順書を作成する際には誰が読んでも想定したオペレーションが出来るよう、分かりやすく間違いのない記述を心がけています。
複数のシステムや環境に同じ作業を繰り返し行う必要がある場合には、スクリプト(サーバーで動作するプログラム)を作成して作業を自動化することもあります。
これらの設計書修正や手順書作成などを行っていたら午前中は終了です。
▼12:00-13:00 お昼休憩
12時になったらお昼の休憩時間です。
お弁当をオフィスで食べたり、オフィスを出て外でランチしたり、ご飯の後に自席で仮眠をとったりと、過ごし方は自由です。
僕の場合はVITAメンバーとランチにでかけることが多いです。
ランチで美味しいご飯を食べると午後の活力が湧いてきます💪
▼13:00-14:00 お客様と打合せ
この日は週に一回実施する、システムの納入先であるお客様との進捗報告会がありました。
実際にシステムを使用するお客様は、要求通りに、スケジュール通りに、安全にシステムが構築および運用されていることを気にされるので、プロジェクトのスケジュールに遅れがないことや、品質に問題がないことを定期的に報告します。
▼14:00-17:00 稼働中のシステムで障害発生!!原因調査と対処
打合せを終えて会議室から帰ってくると、稼働中のシステムのDBからエラーメッセージが出力されたと運用担当者から連絡がありました。
障害が発生したDBサーバーに接続し、エラーが出力されたログや性能レポートなどを取得して原因調査を行います。
VITAのDBエンジニアが担当することの多いOracle Databaseという製品は公式のドキュメントやネット上のナレッジが充実しているので、大抵の障害は自力で解決できることがほとんどですが、まれに製品のバグなどが原因のこともあり、そのような場合にはOracleのサポートに問い合わせして対処することもあります。
今回は調査の結果、一時的なエラーと判断できるものの、原因までは判明しなかったためにサポートへ問い合わせて回答を待つことになりました。
▼17:00-18:00 定時まであと少し!ラストスパート
怒涛の障害対応がひと段落し、定時までに自タスクを切りのいいところまで終わらせたいのでラストスパートをかけます。
新卒入社でOJT配属されたメンバーなどがいる場合は、定時前に夕会という定例会議を実施し、業務に関することや技術的な不明点を質問してもらい、それを説明する場を設けています。
▼18:00 退勤!今日も頑張った!
急ぎのタスクや緊急の障害対応があったり、タスクに遅れが生じている場合を除けば基本的に定時で帰っています。
また、ここまでは常駐している現場の業務でしたが、VITAの社内打合せが現場定時後にある場合はVITA本社に移動したり、自宅からオンラインで参加したりします。
退勤後の一杯が毎日の楽しみです。
DBエンジニアの役割について
あくまで一例ですが、DBエンジニアはこんな感じで一日の業務を行っています。
以前の僕の記事にも書いた通り、DBエンジニアは希少な存在なため、若手から責任ある仕事を任せてもらいやすく、またDBを足掛かりに広い分野の技術知識をつけることもできます。
データベースはアプリケーションとインフラの中間的な位置づけのミドルウェアなので、業務ではアプリチームやインフラチームの色々な人と関わる機会が多く、一人で黙々と自タスクを進めたいという人よりチームで何かを成し遂げたいという人のほうがDBエンジニアには向いているかもしれません。
VITAには経験豊富なDBエンジニアが多数いますので、未経験でも手厚くサポートできます!
データベースを仕事にしてみたいと思った方は、まずはVITAの会社説明会などで我々とお話ししてみませんか?
会社説明会はこちらから!
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