横にはちゃんと仲間がいるんよね
昨晩、オン会(オンライン会)を開いた。
時期的にちょうど忘年会という位置づけになった。
うっかり確認し忘れたのでお名前は載せないが、師走の忙しい時期にもかかわらずご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございます。
参加人数は僕を入れて5名。
忘年会ということを思えば5名は少ない人数にも聞こえるが、オンラインの飲み会はこのくらいが上限なのではないかと思っている。
リアルな会でも5~6名を超えると、席の近い者だけで話すものだ。
ただ、今後もっと参加人数が増えて賑わい、ブレイクアウトルームで「席の近い者だけ」状態を作るくらいになったら嬉しいな。
noteの忘年会だけあって、やはり話題は――
noteで何書く? 何をする?
noteの特性、集客力、収益性ってどう?
そしてnoteから発展して何をしたい?
もちろん正解などないが、noteに取り組んできた自らの経験や他の先達の話、その他のSNSとの比較などから、意見を交換することができた。
考え方も立場もそれぞれ違うから出てくる意見もさまざまだ。
でもだからこそ、noteにおける創作という冒険において、孤独感に苛まれる前に同志の意見を聞くというのはとても重要なことだ。
まさにビジネスの現場で行われる異業種交流会のように。
かつて愛媛で村おこしに携わっていたとき、特産品で作った和洋菓子のネット通販店長をやっていた頃のことを思い出す。
ネット通販の店長は孤独だ。
これと思った施策がうまくいかない場合―たいていうまくいかないが―、どう改善すればよいのか、他店はどうしているのかが分からない。
そんなとき、年に数回開催される店長の集まりで受ける刺激の強いこと。
お互い孤独と闘う者同士と思っているから、同業者であってもノウハウを共有したりしたものだ。
結局はめいめいの店に戻って一人で立ち向かわなければならないのだが、他店との交流会で得た連帯感を胸に、なんとか荒波を乗り越えていった。
noteの世界ではみんながクリエイター、などと美しく呼ばれたりするが、みんな孤独にモノ作りに励んでいるのが現実。
プロのアーティストなら、作家なら、そんな孤独も仕事の内だろう。
でも、一般人がクリエイターを気取って創作するなら、横にはちゃんと仲間がいるんよね、ということに気づけるのはとても大きなことだ。
そうでないと、大きな山なんてとても登れない。
僕はそんなことを思いながら昨日の忘年会の時間を過ごした。
ご参加のメンバーも同じようにホッと安心を感じておられたら、いいな。
(2022/12/11記)