「決める」を科学する〜わたしの波に乗れ〜
こんばんは。Vinoです。
今日はキーンと冷えきった夜空にキレイな三日月が見えました。
今晩も温かくしておやすみくださいね。
はじめましての方へ。
昨日は、「決める」ことについて感じたことを書きました。
そうしたら、先程、Amazonプライムで「決める」ことについての実験をした番組を偶然見つけました。(補足:テーマは自由意志)
織田裕二さんが出ているNHKのヒューマニエンスという番組で、ある実験を行った結果、実は、わたしたちは、何かを選択するときに、自分の自由な意志で決めたから行動している訳ではなかったことが明らかになったという話をしていました。
その実験をする前までは、最初に自分の自由意志で「決める」という決断をすると、それに向かって行動意欲が高まっていき、そのピークで行動を起こすのだと、誰もが思っていたそうです。
しかし、実験結果は、全く違うものでした。
被験者が、ボタンを押す=行動すると決めていたタイミングは、すでに脳波上は、行動意欲が高まっていて、その高まりがピークになる少し前のことでした。
30年以上、たくさんの科学者たちが実験してきて、どれも同じような結果になったとのことです。
わたしたちは、決めたことによって行動意欲が沸いて意欲が高まり行動出来るというより、バイオリズムの波が高まってきたから、「決める」ことが出来て、行動に移すことが出来ているのです。
だから、決めたのに三日坊主になったとしても、意志が弱いから続かないというより、バイオリズムのタイミングを無視して行動しようとしたから、続かなかったのでは?と思います。
もしくは、はじめたことをルーティンまで持って行けずに終わったか。
ここからは、わたしの個人的な意見ですが、バイオリズムの波を読まないのが「エゴ」というものなのかなという気がします。
だから、「エゴ」が背後に暗躍して決めたことは続かなかったり、失敗しやすいのかな?なんて思いました。
昨日の話でいうなら、純粋な「わたし」がバイオリズムと一体となり、タイミングを決めたときは、ものごとがスムーズに流れていくのかなと思います。
わたしが感じていた「決める」というより「決まっていく」感じは、もしかしたらバイオリズムのことなのかもしれません。
自分の内側から湧き起こる波のリズムに合わせて決断したり行動したりすることが大事なのだと思いました。
波を無視して行動しようとするから労力が必要なのでしょう。
その番組では、人間の意識と無意識の境目には、波のようなゆらぎが有り、無意識の部分がポコッと波立って意識化されているという話もしていました。自分では思ってもいないような方向性に物事が発展していくときは、波のゆらぎによって思わぬ無意識が意識の水面に顔を出したのかもしれません。
ちなみに、無意識の意識化のタイミングは、大袈裟なことじゃなくて、ほんの些細なことだったりするそうです。ちらっと見た何かが心に引っかかって、それが大きな波につながったりするようです。
もしかしたら、バイオリズムの波が高まると無意識が意識の水面に顔を出しやすくなり、その結果、思わぬ無意識が顕在化するのかもしれませんね。
あと、人間は自分の意志で選びたい生き物で、後から選んだことを正当化する性質があるという話をしていました。これを聞くと、先に選ぶ理由があったから決められる訳ではないので、理由はどうであれ、ただ選択した道を信じて歩んでいくことが大切なのだなと思いました。
人間は不思議で面白いですね。
夢を持つと脳は、そっちに引っ張られて夢に向かって行動するようにもなるそうです。一見、精神世界の話っぽいですが、科学的に裏付けがあると、説得力が増しますね。
ちなみに、今日もっと早い時間に書こうと思ったのですが、あまりに疲れていて書けませんでした。記事を書くタイミングもバイオリズムに乗るとスムーズだなと分かりました。
無意識の波を意識化して人生を発展させよう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!