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スパイスカレー研究記

ステイホームの時期にどハマりした、スパイスカレーをご紹介します。
ちなみにレシピは未だに完成はしておらず、改良を重ねる日々です。

わたしが作るのはバーミキュラを使った無水(に近い)カレーで、お肉や野菜から出た旨みたっぷりの水分を、余すことなく使います。
スパイスの効いたチキンブイヨン」みたいなイメージです。

1.お肉に下味をつける

まずは肉をスパイスに漬け込みます。カンタンなのはポリ袋に材料を全て入れて、揉み込むこと。最低でも1時間くらいは浸けておきたいですね。手羽元を使うのは、骨(骨の近く?)から美味しいおダシが出るから。

【仕込み用の材料】
手羽元…8つくらい 
a.塩…肉の1%
a.コショウ…適量
a.クミンシード…適量

 2.ベースを作る

お肉を漬け込んでいる間にみじん切りの玉ねぎとセロリを用意します。バーミキュラにトマト缶、玉ねぎ、セロリ、そして漬け込んだ手羽元の順番で入れていき、1時間弱火で煮込んだところで、ココナッツミルクを入れます。これでベースが完成。

【ベースの材料】
玉ねぎ…2玉
セロリの葉っぱの部分…ひと束分くらい
トマト缶…1缶
ココナッツミルク…1パック

3.ルーを作る

ベースを煮込んでいる間にルーを用意します。小鍋(バーミキュラとは別の鍋)に香りが強くないオイル(私はピュアオリーブオイルを使用しています)を入れて、みじん切りの生姜とニンニク、クミンシードを炒めます。クミンがパチパチしてきたら、お好みのスパイス(今回はカレー粉をベースにコリアンダー、ターメリックを追加)を入れます。よく炒めたらバーミキュラに入れて、ベースと合わせます。

【ルーの材料】
好きなオイル…大さじ2
生姜…40g
ニンニク…4片
クミンシード…5振りくらい
好きなスパイス…研究の余地アリ

4.仕上げる

忘れがちだけどすごく重要なのが、この塩と砂糖。いくらスパイスを入れても、なんか足りない。味が決まらない。そんな時は少し塩を足すだけで、パッと味が決まります。個人的には砂糖(甜菜糖)を入れて少しマイルドめにバランスをとるのが好きです。

【忘れちゃいけない仕上げの材料】
…適量(味をみて)
砂糖…適量(お好みで)

5.トッピングを楽しむ

具はカレーと別で加熱してトッピングするスタイルが、見栄え的にもGOODな気がします。夏野菜は特にカラフルなものが多いので、カレーの中に入っちゃうともったいないです。休日だからこそ、手間をかけて見栄えも意識してみます。

ごはんの方にも、砕いたローストナッツやパセリをかけてみたりすします。今回はバジル。途中まで食べ進めてからバジルをちぎって散らすと、爽やかな香りがトマトによく合って、最高の味変になります。

これで夏のスパイスカレーが完成。

【トッピングの材料】
季節の野菜(今回はズッキーニとなす)
お好きなハーブ(今回はバジル)

あなただけのヘルシーなオリジナルカレーを。

ここまで読んでくれた方はわかると思うのですが、このカレーほぼ野菜スープなんです。油は鶏皮とルーに使ったオイルのみ。市販のルーは固めるために多くの油脂が入っていますが、自分で作るルーは油の量も調整ができます。バーミキュラを使えば野菜から出るお出汁を余すことなく使えるので、コンソメも要りません。鶏肉の骨から出るスープトマトの旨み(グルタミン酸)・玉ねぎの甘みセロリの香りココナッツミルクのコク、これで役者は揃っており、味付けは塩・砂糖・スパイスのみで充分過ぎるくらい美味しいカレーが出来上がります。

こんな感じで大体の流れが決まってて、その中でスパイスの量を調整したり、旬に合わせてトッピングを変えたりしながら、試行錯誤するのがカレーの醍醐味です。この夏、あなただけのオリジナルスパイスカレーの研究はいかがでしょうか?

よかったら、こんな風に作ってみたなどの感想・コメントもお待ちしてます♪
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

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