ドラマ「舞妓さんちのまかないさん」で第1チャクラを整える
先日少しつぶやきましたが、
"見るだけで第1チャクラが整う"というお勧めのあったドラマを見ました。
第1チャクラって何よ、という話はあとにして
感想を少し書いてみます。
Netflixで配信されている「舞妓さんちのまかないさん」。
原作はマンガで、アニメにもなっているそうですね。
以前内容を知ったとき、「わ~好きかも、見たいなあ」と思ったけど
Netflix入らないとだめかあ、、と、そのまま放置していました。
今回はいい機会だと思い、とりあえず入って早速全9話見ましたよ。
フードスタイリングが「かもめ食堂」などの飯島奈美さん、というところも魅力でした。
よく見たら、総演出が是枝裕和監督なんです。
青森から、舞妓になりたくて京都に来たすみれとキヨが主人公です。
舞台は、舞妓さんや見習いさんたちが共同生活する屋形。
キヨは踊りがへたっぴで舞妓には向いていなくて、でも皆のご飯を作るという仕事と台所に「出会って」まかないさんになりました。
いっぽうすみれは、どんどん踊りの才能を発揮していきます。
屋形という家、屋形が経営しているBAR、お稽古場、お座敷、食材を買う京都の商店など、狭い世界での日常が描かれていきます。
屋形の女性たちがすごく可愛い。
若い子たちだけじゃなく、”お母さん”(常盤貴子と松坂慶子)も可愛いんです。
そして、キヨの「舞台」の台所もいいんですね。
タイルが貼られている流しとか、目の前に木枠の窓があって
いかにも昭和の台所。
造りはちょっと違うけど、栃木の祖母の家の台所を思い出します。
水道から出る水は、井戸水だったな。
その台所にテーブルがあって、そこに誰かしらが座って、仕事しているキヨと話すんです。
あの場所、いいなあ。
私がいたいところは、あんな場所じゃないかなぁ・・・と思ったりします。
みんなと一緒にいるんだけど、自分の城がある、みたいな感じ。
「かもめ食堂」とか「めがね」とか、同じく京都が舞台の「マザーウォーター」とか、飯島奈美さんのスタイリングするご飯の場面が大好きです。
鮭を美味しそうに焼いていたり、おにぎりを握ったり、ダシを丁寧に取ったり、トマトを湯むきしたり、京都のおうどんの上にすったショウガをそっと乗せたり・・・
当たり前の食事作りを丁寧に描く、そこが大好きで。
あ、もっとちゃんとご飯を作ろう、と思います(すぐ忘れるけど)。
第1チャクラというのは、人間のエネルギーの出入り口の中で、基盤となる場所です。身体でいうと、会陰(股のあたり)付近にあるといわれます。
地に足がついているとか、生存能力とか、安心感とか、経済基盤とか、そういった生きていくうえでのベースになることが関係しているそうです。
この映画を見ることで第1チャクラが整う、という意味は
日々続いていく日常の、狭い世界でのこつこつとした積み重ねを丁寧に描いているからかな。
そして、自分は「いまここで」自分を活かしていく、という納得感と、やっていることへ気持ちを入れていく様子が描かれているからかもしれません。
だから逆に、「ここではないのかもしれない。自分はまだ「出会っていない」のかも」と出ていく子もいる。
自分から"出ていくという変化"をちゃんと起こしていけることも、第1チャクラのバランスが取れている、ということだと思います。
原作も読みたくなってしまったけど(23巻くらい出ているらしい?!)
実写のキャスティングもそれぞれぴったりな感じがして、
とても素敵なドラマでした。
マンガは読んでいないので、イラストはあくまでドラマを見てのものです。
舞妓さんが、紅が落ちないように食べるちっちゃなサンドイッチ、
キヨが初めてまかないを皆につくった親子丼、
パンが食べたいという子一人だけにこっそり作ってあげたパンプディング(このシーン好きだった)、ナスの揚げ浸し(?)
”あずささんお母さん”に入れてあげたミルクたっぷりのコーヒー(四つ葉のラテアート)、
それから、すみれが熱を出したときに、キヨがいいかつおぶしと昆布を買ってきてダシを取った京風のおうどん。
予告編どうぞ。
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