オオカサゴケの育て方と特徴
先日、相模大野まちなか手づくり体験工房・おーのじかんさんでのカフェレッスンで、オオカサゴケの苔壁を作りました。
とっても可愛く仕上がりました。
オオカサゴケ、すでに育てている参加者さんもいて、なかなかうまく育たないというご意見をいただきました。
そこで、ここでは、オオカサゴケの育て方についてまとめてみようと思います。
オオカサゴケは、可愛いですよね。
他の苔より大きく、花のような見た目から、苔界の女王と言われています。
苔テラリウムにも使用されるので、育てやすいのかと思いきや、なかなか育て方にコツが入ります。
オオカサゴケを育てている人のお悩みは、大きく分けて2つあると思います。
1、葉先が茶色くなってしまう。
2、新芽が成長しない、新芽の傘が開かない。
私も悩んでいましたが、何が原因なんだろうと、記事を読んだり、私なりに検討してみました。
葉が茶色になってしまうのは、乾燥が原因という説を唱えている方いました。
しかし、私が今育てているオオカサゴケの苔テラリウム、蓋つきで週に1、2回は水をあげて苔は乾燥していません。
手乗りではなく大きめのテラリウムで、グラス内にも空間があり、空気循環も悪くない・・・。カビもなく、他の苔は順調に育っています。どちらかというと、乾燥ではなく、植物育成ライトが強かったのかもしれません。
この程度の乾燥具合でダメになってしまうなら、自生のオオカサゴケは生きていけないのではないか、と思います。
それから、私が育てているオオカサゴケの茶色は、先日も記事にした「水のミネラル」が原因なのではないか、と思いました。
普段あげている水に含まれるミネラルが、オオカサゴケの枯れの原因かもしれません。
基本的にテラリウムで使用する苔は、水道水でOKですが、少し気難しいオオカサゴケは、精製水や苔テラリウム用の水を使用した方が安心です。
そして2つ目
新芽が徒長してうまく開かない、という問題です。
新芽がニョキニョキと早いスピードで伸びるオオカサゴケですが、芽の先端が茶色くなってしまい、新芽が大きくなりひらくところまでいかない、という。
こちらは、茶色くなってしまうのは、やはりミネラルが影響かな、と思いますが、見つけた記事によると、空気循環が悪いと新芽が徒長してうまく開かない、そうです。
乾燥すると葉が茶色になり、 逆に空気循環が悪いと新芽が徒長してうまく開かないのは、調整がなかなか難しいです。小さなテラリウム容器では特に空気循環が悪く、しかも乾燥しやすくなります。
ポイントとまとめ:
空気循環の環境が良い容器に入れて、かつ乾燥しないように気に掛けましょう。
・蓋の開け閉めで喚起する
・乾燥しないように気を付ける
・強い光は必要ない
・夏場など温度の高すぎる部屋に置かない
・ミネラルが含まれる水をあげない
いろいろな記事を参考にさせてもらいながら、私なりの見解も混ぜてみました〜。
オオカサゴケとの日々は、続く
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