"腸活にいい"と言われるものを食べる前に...
幼いころから毎日、味噌汁・納豆・ヨーグルト…など
一般的に「腸内環境を整える」と言われる発酵食品を食べるのが習慣化していた私。
今まで便秘になったことがなく、毎日お通じがいい方だったので
腸活なんて、意識しなくてもいいものだと思い込んでいました。
毎食ちゃんと食べているはずなのに…
私が腸の調子を気にし始めたのは、社会人になってから。
中学2年の時にはじまった摂食障害で、生理が止まってしまったのを機に、10年以上毎月婦人科通いの生活をしていた私でしたが
薬を飲むことは、生理機能を取り戻すための根本的な解決にはなっていないことに気づいてから
食事や生活習慣をより一層気を付けるようになりました。
その中で一番衝撃だったのが「腸」。
冒頭でも書いた通り、私の生活で "腸の不調とは無縁" だと思っていたものの、
毎食栄養も気を付けて、量も満足するだけ食べているのに、すぐお腹が空いてしまったりエネルギーが切れてしまったり…
そんな状態が続いている毎日に違和感があって、
栄養をとっていても栄養が吸収できていないのかもしれない…ということにやっと気づき始めます。
「お通じがいい=腸の調子がいい」ではなかった
「最近は腸活ってよく聞くし、ちゃんと勉強して自分に合ったものを見つけてみようかな…」
と思い立って本屋さんへ。
もともと、食べるものを変えて腸を変えるつもりで本を探していたものの、
ふとこの本に巡り合って、食べ物よりももっと大事なことに、気づくことになります。
もちろん、腸活向きの食事についても書いてありますが、何より衝撃だったのが筋肉の話。
その本によると、腸は体の中に浮いていて、周りの筋肉を鍛えてあげないと下に垂れてきて正常に働らかなくなるらしく…
確かに、十分考えて食べているはずでも、ふらついたりしてしまうことや、お通じが良すぎること、がりがりの割には下っ腹だけ少しぽっこりしていることを振り返ると
すごくこの事実は腑に落ちました。
それから早速、腸周りを意識したエクササイズを取り入れる日々が始まります。
食べるものよりもまず、食べ物を受け取る「腸」を整える
買った本に書いてあった筋トレやマッサージもしつつ、
YouTubeで関連した動画も色々と見あさって、
どれが分かりやすくて自分に合っているか、探していきました。
なかでも特に参考にしていたのはこちら:
これを集中的に取り入れた頃のnote記事を見返すと
とあって、当時はこの流れで、10年以上止まっていた生理が一瞬戻ってきていました。
こんなちょっとしたことでも…
そういう運動を、少しずつでも毎日続けていったおかげで
食べる量が少なくても、1日難なく働けたり
遠出が苦ではなくなったり….
生きることが格段に楽になった私。
それで順調に行けるかと思えば、そうではなかったようです。
というのも、仕事などでどうしようもなくストレスや睡眠不足がたまってしまうと
いくら筋肉を鍛えていても、腸に不調が表れてくるー
そのことを、身を持って実感しているのが最近のことでした。
これは昔からの私の課題なのですが、
気軽に相談できず、なんでも抱え込んでしまったり
自分で自分を認められないから、代わりに周りから認められるようにと努力して色々と進めて
それでも結果が出ないと、自分には価値がないと思ってしまったり….。
それがMAXで溜まった時に、いつもと同じものを同じ量食べていても苦しくなったり、おなかがゆるくなったり
異状のなかった爪や肌がかさかさになったり、切れたり
体中が悲鳴を上げているような状態が続いていました。
まずは基本をとことん大切にして
睡眠不足やストレスなど、
当たり前のようで無意識にためてしまいがちなこと。
それをいかに大切にして、確実にできるかが
鍵を握っているなと改めて思っています。
その基礎が固まったら
腸(+他の部位も)が正常に働くような筋トレや
骨盤矯正のような矯正で体を整えて、
食べ物も必要なものに変えていく。
それを、自分の体調の変化に合わせて取り入れ方や方法を変えていくことで、
その時その時の体調のベストを更新していける。
それに気づけるようになった今、
毎日のちょっとした自分の変化に敏感になりつつ、
できることを少しずつ取り入れようとしている、自分がいますー。
2024 / 5 / 19
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