私は人が好き
ふぅー、と大きく息を吐く。
今週も言葉の渦の中で溺れるかと思った。
火曜の夜21時が今の私にとって生きがいの一つ。
人間ってなんて厄介で面倒な生き物なんだって思うけど、だからこそ愛おしいなと思う。私はきっと無類の人間好き。猫より犬より人が好きなんだなぁとこのドラマを見ていると実感する。
でも人が好きですなんてリアルに言うと引かれてしまうので、普段は猫が好きだと言ってる。猫が好きなのも本当。でも本音は猫より人が好き。
人間の面倒くささといえば。
昨日今日と二日連続でロボットが出てくる映画を見ていて(と書くとハリウッドとかのロボットものを想像するかもしれないけどドラえもんの映画です)。
どちらもロボットと人間の関係性についてがテーマだけど視点が真逆で。
一つはロボットが人工知能を駆使することで人間を支配しようとするもの、もう一つは人間がロボットを奴隷として扱おうとするもの。
主語が違うんだけど、人間らしい考え方だなと思った。エゴ全開というか。支配欲みたいなものって、いかにも人間らしい感じがする。論理的な考えしか持たない人ならうまく切り分けられるのかもしれない。でもそんな人はきっと人間らしくないって言われちゃうんだろうなと思う。
人間らしい、とは自分では制御しきれない感情や欲求を持つことなのかなと思っている。正確にはそれをコントロールしようとしては失敗してしまう、こと。
いい悪いではなく、そういう不完全さに愛おしさを感じる。自分も人なのでちょっとおかしな感覚だけど。でも愛おしい。
ドラマの感想を書くつもりが人間の面倒くささと愛おしさの話になってしまった。
毎週こうやって処理しきれないぐるぐるを抱えたまま、余韻を引きずって寝るまでがルーティンになっている。
『大豆田とわ子と三人の元夫』沼が深すぎて辛い。
そのお気持ちだけで十分です…と言いたいところですが、ありがたく受け取らせていただいた暁にはnoteの記事に反映させられるような使い方をしたいと思います。