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寒さに抗え!

師走だからなのか、どこに行っても慌ただしいというか人で溢れている。
この師走独特の雰囲気って不思議だなと思う。
寒さが苦手な私は、この時期になるとよっぽどの用事がない限り暖かい部屋から極力出たくない。

防寒をしても寒いし、特に指先なんてすぐに感覚がなくなる。
末端冷え性仲間ならわかってもらえると思うが、分厚い靴下を履いても靴下の中で冷えたままの足に何度泣かされたことか。
家の中ではまるでこたつソックスか、まるでこたつレッグウォーマーが手放せない。この二つは履いていると、ツボを刺激されるらしく自然と温まってくる。寝る時には足先だけ出したレッグウォーマー、部屋で過ごすときにはこたつソックスというように、使い分けるのがお気に入りだ。

寒いとそれだけで生産性ががくんと落ちる。
いっそのこと、冬季は冬眠していたほうがいいのではないかと思うほど。
でも中には冬が一番好きで、やっとこの季節がきたと喜んでいる人もいるのだから、人間の個体差ってどうなっているんだろうと思う。

昔は冬が好きとか、曇りが好きという人に憧れていた。
なんというか、自分にはない感覚がとてもミステリアスに思えてかっこいいなと思っていたのだ。でも多分、こういうのは人間の個体差の話であって、私のように快晴が好きで、夏よりの春が好きな人もいていいのだと思う。

陽とか陰とかいわれるとよくわからないが、私は明るくて暖かい方が好き。
体としてもそちらの方が過ごしやすく、心地よい。
とはいえ、四季のある国に生まれてしまったので、自分なりに寒さと折り合いをつけながらどうにかやり過ごしていけたらと思う。南の島生まれなら、こんなことで悩む機会はなかったのかもしれないが、これも運命なのだ。

ひとまず今年はまるでこたつシリーズでしのぎつつ、使えるものはなんでも使え精神でいこうと思う。もちろん寝具にもこだわっていて、今年はニトリの温かい敷パッドとシーツが一体化されたボックスシーツを購入してみた。
これが大当たりで、多少寝相が悪くてもシーツなのでずれないし、とにかく温かい。もう1枚洗い替えように買っておこうと思っている。

ちなみにヒートテックは極暖と超極暖を覚えてからというものの、ノーマルヒートテックでは暖かさを感じられなくなってしまった。つくづく寒さに対してコスパが悪い。普通に買うとお高めなので、年始のセールを狙って極暖シリーズを買いだめしようと思う。数年前に、何も知らず大晦日に買いだめするというミスをやらかして以降、ユニクロは年始まで待つようにしている。

私のような末端冷え性かつ内側から温まる力がないタイプの人は、外側からの助けを借りるのが一番いい。血圧の関係で長風呂もできない体質なので、身につけるものや、環境そのもので寒さを凌いでいきたい。

寂しい年末年始になりそうだが、体だけでもポカポカして過ごせたら最高だ。


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小春ゆら
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