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本紹介【大人にこそ響くおすすめ絵本】📚



はじめに 私が絵本を好きな理由

「本が好き」
と言っても細分化すると色々な意味があると思う。

本を探すのが好き。本を読む前ワクワク感が好き。本を集めることそれ自体が好き。色々あると思うけど、私にとっては今挙げた全てが当てはまり、だからこそ「書店に行って本を探して、読み終えるまで」がセットな人種。積読はしない(というかできない。読みきらないとモヤモヤする。読み切りたいこそ選ぶときはある程度慎重である。)。

そんな私にとって、絶対に読み切れて、メッセージがこもっている絵本は最強🌷

ということで、【個人的おすすめ絵本5選】を紹介していく。
●心が疲れてる人
●短時間で心に響くコトバがほしい、ほっこりしたい人
に特にお届けしたい。

個人的おすすめ絵本5選

  1. ずーっとずっとだいすきだよ ハンス・ウィルヘルム

  2. しらすどん 最勝寺朋子

  3. 生きる 谷川俊太郎

  4. 「バムケロ」シリーズ 島田ゆか

  5. 「旅の絵本」シリーズ 安野光雅


※他の絵本たちは実家の本部屋にいます📚

1.ずっーとずっとだいすきだよ

【思っていることは言葉にしなきゃ、ちゃんと伝えなければ。と思わせてくれる一冊】

成長していく少年と、それと反比例して老いていく犬の話。

ずっと一緒だと思っていたし、大好きなんていつでも言えると思っていたのに、ある日突然、犬は天国へ旅立った。

もっと大好きと言ってやれば良かったと少年は後悔する。その姿から、言葉にする大切さを感じる。それと同時に、少年が愛犬を思う気持ちは普段の行動から十分に伝わっていたのではないかとも考えさせられる。

言葉も行動も、両方大事にしたいと感じる名作!

私は祖母が亡くなったときや、仕事で心病んでいたときに本当に救われた。この本に癒やされた方は沢山いるはず。

2.しらすどん

【まずは装丁に心奪われる。ジャケ買いしたくなる!食育にもきっと役立つ一冊】

美し面白い本!

しらすのリアルな絵と、あんなにも小さな魚でも命を頂いているのだと考えさせられる。

鳥取大学地域学部地域環境学科卒で、現在も海洋プラスゴミの問題などに関心を寄せる作者が描く、しらす視点の物語。

何も考えたくない、でも癒やしがほしいとき必ず読みたくなる。ぜひ、ご一読いいただきたい!

3.生きる

谷川俊太郎の詩「生きる」をそのまま絵本に。【生きるって、生きているって、そんな壮大なことじゃなく近くにある幸せを噛みしめることかもしれない】(←あくまでも私の個人的解釈です)

そう思わせてくれる一冊。

私はこの詩を合唱曲の歌詞として知った。地元山形の名門合唱団体である鶴岡土曜日会が歌う「生きる」を聞いた高校生の私は号泣。隣に座る友達にドン引きされた(笑)

生きるということ=〇〇

というようにいくつもの例が連なるこの詩。

私は、「生きるということ それはあなたと手をつなぐこと」という部分がお気に入り。何だかジーンとする。

お気に入りの言葉を見つけて勇気づけられてほしい!

4.「バムケロ」シリーズ

【とにかく絵がかわいい💞文章もPOP💞気分が下ったとき、もっとテンション上げたいときに読んでほしい】

私の思う、ベストオブ可愛いが詰まった本。

犬のバム、カエルのケロのポテッとしたフォルム、詳細に描かれた背景など、見ているだけで楽しい。

バムケロが、人生って何とかなるな〜気楽にゆるっといこうと力を抜かせてくれるはず!

5.「旅の絵本」シリーズ

【美 がぎゅっと詰まった一冊】

バムケロがPOPアンドCUTEなら、こちらのシリーズは「美」。

繊細で美しい、こころ洗われる、ただずっと眺めていたい絵本です。

10冊シリーズ。中部ヨーロッパ、イタリア、イギリス、アメリカ、スペイン、デンマーク、中国、日本、スイス、オランダ。訪れた地の美しい街並みや自然の風景、そこで暮らす人々が絵だけでページいっぱいに描かれている。

「隠れミッキー」的な、隠し絵が様々描かれていて、それだけで夢中になれる。

10冊すべてが美しい箱に入ったセットも販売されており、収集したい欲を満たしたい方にもおすすめしたい!


以上、個人的おすすめ絵本5冊。いかがでしたか?読みたい絵本に巡り逢えた方がいたら嬉しい。既に知っていて、また手に取りたくなった方がいたら、もっと嬉しいです🥰

最後まで読んでいただいた方がいればありがとうございます!





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