見出し画像

背中で歳を感じる(2020/1/9(木)のメモ)

今日は焼肉定食を食べた。
奥さんの東京みやげと新年会でおじさんのところで借りたタッパーを持って行った。
今日は割と暖かかったけど、店に行くとお母さんが「寒い、寒い」と例のごとくぼやいていた。
今年は近場の旅行に行きたいねとお父さんに話した。
丈夫なようでいてお父さんもだいぶ歳とったなと歩く姿勢を見て思ったな。
エンディングノートは確定申告が終わったら見ると言っていた。

オヤノコト日記のメモから

タッパー返却

新年会の時に惣菜を持たせてくれたからそれを洗って返却した。
おばさんは料理が好きで毎年新年会では大量の料理を用意してもてなしてくれる。
以前はこっちが酔ってダウンするほどにお酒を飲んでいたおじさんも今では割と控え目な飲酒量になりました。
いつまでも若々しいと思っていたけど確実に年齢は重ねているんだなと思いました(お前もな)。

古い住宅地では解体工事多いです

「寒い、寒い」

2024年の今、このメモを読んでいるとわずか4年前の出来事で登場人物も変わらないにも関わらず時の変化のみ実感します。
このメモの風景を見ることはもう出来ません。
認知症が進んだからなのか、お母さんは口癖すらあまり発しなくなりました。
行動というか体を動かす時の掛け声だけは頻繁に聞くようになりました。
「ちょっと待ってよ~」と言って行動します(笑)。

資源ゴミ
朝の風景
仕事始めくらいかな?

エンディングノート

このメモの少し前にお父さんお母さん用にエンディングノートを購入して渡しました。
急かすのも早く死ねと言っているようで気が引けるのでそれとなく書いておいてと頼んでたんですが、あまりこの頃は書き進めてはいないようでした。
自分が死ぬことを考えるのは誰しも嫌なものですからね。
後にまた改めて書くことになるんですが、家族のことって意外としらないんだなと思いました。
別の機会にお母さんの恋愛の話を初めて聞いた時驚いた記憶があります。
その時は残された写真の意味を考えずにはいられませんでした。
この話はなんとなくですが、誰にも話してはいけない気がして未だに話していません。

それほど寒くない冬だったということかな?

まとめ

あのエンディングノート、今どこにあるかな?
ほんの数行のメモとは言え読み返すと途端に情景が思い出させるから言葉の力はすごいなと思います。
そこにメモを補完するように写真があるとより鮮明にその時の感情が掘り起こされます。
自分で書いているので、この後に起こる出来事も知ったうえで書いています。
タイトルの定食はもう食べられない。
あの定食の味噌汁の味好きだったんだよな~。
ということで、また。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集