人を元気にする話
マネージメントについて書く
一昔前に流行ったピーター・ドラッカーのマネージメント
日本では「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら:通称 もしドラ」がブレイクしてたかな
御多分に洩れず、私も薄く齧ってみた。なんだか凄く肯定された気分に溢れてた
マネージメントとは人を元気する事だとわかった時、心が軽くなった
その頃は管理職に就いてたんで、物凄くスッキリした。そうだよな!って激しくうなづいた。
皆の笑顔が溢れる職場に不幸なんか来やしない。もっと明日をもっと未来を見たくなる。だから頑張れる。
きっとそうなんだ。
って初めてドラッカーに触れてみた。
当時は誰もわかってくれず、元気になればなんでもできると言えば、アントニオ猪木かよって笑われる
毎日会社に来ようってなるには楽しくなっちゃ始まらない。
早速、実践してみた。
顧客(クライアント)と言う概念があるんだけど、この話を聞く前までは、単にお金を払ってくれるお客さんだと思ってた。
ドラッカー先生は言う。
この組織が関わる総ての事柄が顧客だと
実はその時、会社の中でいろいろと変えてやろうとしてた。もっと楽しく熱くなれる青春ごっこみたいな感じの仕事やりたいなと、思ってた。
するとめちゃくちゃ人にぶつかった。目を背ける人、異端な目で見る人。真っ向から否定してくる人。
ドラッカー先生の言葉を胸にして、この敵対する人も自分のお客さんなんだって思うようにしてると、だんだん彼らの言い分がわかってきた。そして、彼らの為にも変えていかなくてはならないと明るく元気に「お客様」に接しているとだんだん変わってきた。
そうか。。。
「お客様」は私たちに話を聞いて欲しかったんだ。そりゃそうだわな。
って、事からだんだんわかり始めて
くると、どんどん協力してくれるようになった。
魔法のような出来事だった。
みんな何かに不満を持って話を聞いて欲しくってぶつぶつつぶやいているんだな。本当はこんなはずじゃなかったって思ってる。助けになるかどうかなんて、どうでも良くて、本音をぶちまけられる相手が欲しかったりするものだ。
我慢も大事。さらけ出すのも大事。そんな事をドラッカー先生は教えてくれた。
お客様は神様じゃないな
お客様は仲間だ
そう思えばなんだか少し楽しくなってきた気がする
この章はここまで