何者か
2024年 1月21日(日)
今日の景色…
〈気になる記事・後半…〉
ビートたけし「時代が立ち上がる松本人志を求めるかどうか」今後の見通し語る
(記事本文抜粋…)
ビートたけし(77)が21日、テレビ朝日系「ビートたけしのTVタックル」(日曜午後12時)に出演。ダウンタウン松本人志(60)と「時代」について語った。
松本は「週刊文春」で15年の一般女性への性的行為強要疑惑が報じられ、裁判に注力するため活動休止を表明した。たけしは先月放送のフジテレビ系「まつもtoなかい」で松本と共演しており、番組内で松本が「たけしさんにはスキャンダルがあるけど、自分にはない」と打ち明ける様子が放送された。たけしは「いろんな時代があって、運というか、その人に時代が味方したか、しないか」と自身の歩みを振り返り、メジャーで活躍する大谷翔平投手を例にとって説明した。
たけしは「長嶋、王さんの時代は日本中がジャイアンツを見ていた。その時に大谷みたいにメジャーに行ってたら長嶋、王さんはいないんだから」といい、「それが終わった後に大谷の時代。今の日本のプロ野球選手は長嶋、王クラスの実力はあるかもしれないけど、人気はないじゃない。それは時代が違うんだって」と説明した。
芸能界に話を戻すと「松本の時代、俺の時代、さんまの時代、タモリの時代ってあるけど、時代をよく読まないと。松本は時代とメディアがガチガチのけんかになる。我々の時は少しはよかった」と回顧。エッセイストの阿川佐和子さん(70)から「松本さんがまた立ち直る可能性というのは。仮にこうなった(勢いを失った)として」と聞かれると、「それは運だね。時代が、立ち上がる松本人志を求めているかどうか。求めていないなと思えば違う方へ行くし、求めていると感じればやればいい。その感覚はまた微妙でね。1発で転ぶからなあ」と語った。
👉「それは運…」
「時代が求めているかどうか…」
たけしさんのこの言葉にみるその考え方…。
たぶんそれは…
今までの自分の人生と照らし合わせてみて『自分は本当に運が良くて恵まれてた…』という気持ちが強く、その“何者か”に感謝しているところがあるからなのではないでしょうか…。
恐らくたけしさん自身は、ここまで自分でアレコレ考えることなく来たけど、一歩間違えれば全然違う人生だったし、今振り返ってみると『やっぱり運が良かった…』と…。
わたしが知るたけしさんの…
その一番のターニングポイントというのは…
過去にバイク事故を起こし、一時瀕死状態となった“その時”の“その経験”から、恐らくたけしさんのその“人生観”というのが180度変えられたのではないかと思っています…。
事故の前と後では…
その顔つきもガラッと変わっていたような記憶があります…。
もしかして…
その時にいわゆる「臨死体験」なるものを体験したのかもしれません…。
また…
その時に死んでいたかもしれない自分が、こうしてまた「生きている」「生かされている」というのは、その“何者か”がまだこの世界で自分を必要とし、その“何者か”がこの世界の今の時代で『自分に何かをさせようとしている』と感じたのかもしれません…。
たけしさんの言葉にみる…
「時代が求めているかどうかの感覚…」
という視点は、そのような体験や考え方がなければなかなかそこには至らないように思います…。
その今のたけしさんの考え方からすると…
「自分は生かされていて…」
「自分は何者かに必要とされていて…」
「自分はそのニーズに応える必要がある…」
「自分はそのためにここにいる…」
「自分はそのために生きている…」
という生き方にあるのかもしれません…。
そこから考えると…
今の松本さんの生き方というのは…
「自分の力で生きている…」
「自分の能力を世間が必要としている…」
「自分がそのニーズに応えてあげている…」
「自分の能力は自分のもの…」
「自分の能力と人生は自分の為のもの…」
という生き方にあるのかもしれません…。
同じお笑い界の同じ世界の同じ時代に生きていても…
そして幾ら才能や能力にセンスが高くても…
その“視点”と“考え方”に“生き方”の違いで…
その“結果”というのは違って来ます…。
その『持てる能力』というのは…
その「使い方」やその使う「動機」によって…
その“結果”がプラスにもなるしマイナスにもなります…。
そのために能力が大きければ大きいほど…
その使い方とその動機を間違えたら…
その掛け算によりより大きなマイナスの結果を生み、より悲惨な結果を生み出します…。
“何者か”によって…
自分が必要とされていて…
そのために自分に能力が与えられていて…
そのニーズに応えようと能力に磨きをかける努力をし…
そのために自分の能力を使い発揮させる日々を過ごしていれば…
その“何者か”は…
きっとこの者を最後まで選び続けて…
最後まで使い続けることでしょう…。
でも…
もしそこを間違えれば…
この記事のたけしさんの最後の言葉にもあるように「一発で転ぶ」事になります…。
それだけ…
与えられた能力には…
大きな責任も伴います…。
『時代に選ばれる』
とはそういうこと…。
今その一番良い例としてあるのが、野球界の大谷選手と言えるかもしれません…。
大谷選手が…
今の松本さんを筆頭とした日本のお笑い界の人たちがしているように、そのような遊びをしているでしょうか…。
そして…
今の野球界の若手選手たちは、そんな大谷選手を見て育つはずですし、遊んでいて大谷選手のようになれるとは思わないはず…。
それに比べたら…
やはり今の日本のお笑い界のトップと言える人が、このような生活をしていたら、そして若手芸人たちがそれを見てそれを習って育つとしたら、その日本のお笑い界の未来は自ずと視えて来ます…。
今…
その“悪しき慣習”を断ち切る時なのかもしれません…。
それがこの時代に求められていることなのでしょう…。
お笑い界然り…
芸能界然り…
日本の政界然り…
今の世界の…
今の時代…
そしてこれからは…
益々混沌とした“試される”世界へと追い込まれていくことでしょう…。
“悪しき慣習”を正し…
“新しい価値ある世界”に変えて行くために…
正す者は生かされ…
抗う者は転ばされる…
そこに必要な視点というのは…
先程たけしさんの例で記したようなその“視点”が必要な気がします…
〈気になる記事・前半…〉はこちらから…
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