ストロングポイント…
2024年 6月25日(火)
昨日の景色…
〈気になる記事・後半…〉
久保建英「あまり英語をしゃべれる人いない」 スペインリーグが“日本人の鬼門”とされる理由に持論
(記事全文…)
サッカー日本代表のMF久保建英(23=Rソシエダード)が23日放送のフジテレビ「すぽると!」にVTR出演。スペインリーグが日本人にとって「鬼門」と言われる“理由”について持論を展開した。
久保へのインタビューでは、番組MCのお笑い芸人「千鳥」のノブがVTR出演。「どうも久保選手。千鳥ノブです。お正月はRソシエダの試合を現地まで見に行かせていただきまして本当にありがとうございます。まず一つ目は、スペインで日本人プレーヤーが長くプレーするために大事なことは何ですか?」と質問。
これに久保は「日本人は足元の技術に長けている選手はたくさんいると思うんですけど、スペインリーグはそれの最高峰だと思うのでストロングポイントが似ている分、ただうまいだけだと通用しづらい。(それが)これまで日本人にスペインリーグは“鬼門”と言われていた要因の一つだと思う」とコメント。
続けて「もう一つ大事なのは言語の面。スペイン人ってあんまり英語をしゃべれる人が少ないので、英語がしゃべれるだけじゃあまりコミュニケーションが取れずに戦術の大事なことも分からずにプレー以外の面で損をしてしまうことがあるので。まずはスペイン語をできるだけ早く習得するのが一つですね」と説明。さらに「あとはうまいだけじゃないチームを勝たせる武器を持つのが必要。戦術以外の個人で打開できる能力がスペインリーグで活躍するには必要だと(実際に)やってみて感じています」と話した。
👉「ただ上手いだけ以上のストロングポイントが必要…」
わたしにはそのように彼の言葉から読み取れます…。
ここでは言葉の問題は抜きにして、そのプレーにおける“ストロングポイント”に触れたいと思います…。
記事前半でも採り上げた…
クロアチアvsイタリアの試合での“攻め手”に欠いた均衡した攻防…。
そこに居た両選手たちも…
世界のトップレベルでプレーする選手たちばかり…。
でも…
そんな中でも更に“飛び抜けたモノ”がなければ、その均衡した試合の中で、それを打開して行く“攻め手”そして“決定打”にはなりません…
そんなところの視点から考えると…
このEUROに参加している代表チームの中でも、その“攻め手”にその“決定打”を持っていて、それに最も長けたチームというのは、やはりスペイン代表チームなのかもしれません…。
特に今の世界最高峰のサッカーにおいては…
そのサイドハーフに位置する選手の能力が「いちばんの鍵」になっているかもしれません…。
そのように攻めにおける高い位置で…
如何にその相手ディフェンダーを翻弄し…
得にその縦へのスピードによる突破で、如何に相手ディフェンスを崩しにかかるか…。
それが現代サッカーの“キーポイント”であるように思います…。
それがあるかないか…
それが出来る選手が居るかどうか…
今のスペイン代表チームには…
その左右両サイドにおいて、その“ストロングポイント”を持った選手が揃っています…。
また今回のEUROでわたしが観た限りでは…
ポルトガルの左サイドの選手も良かったですね…。
そういう観点から言うと…
我が日本代表チームの三苫選手や中村選手、そして伊東選手なんかもそのような可能性のある“ストロングポイント”を持ち合わせていると言えるかもしれません…。
やはりそのようなタイプの選手が居るか居ないかで、そのチームの“攻め手”に大きく影響して来るように思います…。
今の現代サッカーでさらに重要になって来るであろうそのサイドハーフにおける「縦への突破力」…。
そのような今のサッカーでは…
おそらくわたしの能力では全くをもって活躍できなかったでしょうね…。
足元は良くてもその縦へのスピードがない限り、世界のサッカーにおいてその“決め手”となることは難しく、また絶対的な選手として存在することは難しいように思います…。
それが無い選手…
またそのようなタイプの選手が居ないチームにおいては…
やはり何とか戦術で工夫して、何らかの打開策を練らない事には、その“攻め手”にあぐねる事になります…。
また…
そのようなタイプの選手というのはもちろん、年齢を重ねると同時にその体力的なスピードを維持することも難しく、ベテラン選手でそれを持ち合わせているのは稀な事となって来ます…。
そして必然的に…
そのようなタイプの選手はほとんど若手選手に限られても来ます…。
ということは…
やはりそのベテランと若手のバランスも大事になって来ます…。
そしてその世代交代も…。
そういう意味でも…
今のスペイン代表チームはとても良いバランスにあるように思われます…。
逆にこのクロアチアやイタリアなどは…
その縦へのスピードに長けた若手選手の台頭が望まれます…。
それにドイツなんかも同じ状況と言えるかもしれません…。
足元の絶対的な能力を持つベテランのトニ・クロースやギュンドアンらが居ますが、如何せん周りにその“決め手”となる若手選手が居ません…。
そこのところのバランスは非常に大切ですね…
そのようなサイドハーフにおける「縦へのスピード突破」とその「縦への仕掛け」という視点をもって、このEUROやコパ・アメリカに、今後のワールドカップアジア2次予選の日本代表戦などを観ると、その国の可能性というのが良く視えて来るのではないでしょうか…
〈気になる記事・前半…〉はこちらから…
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