マトリックスな世界…
2024年 7月8日(月)
今日の景色…
〈気になる記事・後半…〉
なぜ日本の大手メディアの「報道ぶり」は台湾に及ばないのか…忖度も記者クラブもなく、ネットが報道をリードする台湾
(記事本文抜粋…)
筆者は長年、日本の大手メディアで仕事をしてきたのだが、最近の大手メディアの報道ぶりを見ていると、腹立たしいを通り越してあきれてしまうことが多い。
典型的なのは選挙にかかわる報道である。
7月7日に投票が行われた東京都知事選は、現職の小池百合子知事に対して無所属で立候補した蓮舫前立憲民主党参議院議員や石丸伸二前安芸高田市長らが挑戦する構図となっていたが、小池知事は不思議なことに都市部での街頭演説が非常に少なかった。自らの政見を多くの選挙民に直接訴える機会をなぜ自ら放棄するのだろうか。 そこで指摘されているのが、以前からくすぶっている「経歴詐称疑惑」である。
こうした情報はネットでは山ほど流れているのだが、大手メディアでこの経歴詐称疑惑を本格的に取り上げる社は、少なくとも筆者は見た記憶がない。いったいなぜか?
各社がどこまで取材しているのかは知らないが、事の重大性を考えれば、少なくとも「記者会見でこの問題を質問したところ、小池知事は○○と答えた(あるいは答えなかった)」ということは大した努力をしなくても記事にできるわけだし、記事にするのが当然ではないか。
筆者が予想する大手メディアの回答は、「選挙期間中なので、白黒はっきりしていない問題について取り上げるのは、選挙結果に影響を与える恐れがある」といったところだが、ではこの疑惑が表面化してからもう何年も経つのに、いままでなぜ沈黙を続けてきたのか? これが「忖度」でなくて何だというのだろう。
台湾ではネットの特ダネを報道メディアが後追い
台湾で報道の自由度が高い1つの要因として、日本の大手メディアのように全社が「忖度」をするといった画一性がない点が挙げられる。
台湾では政治勢力が国民党を中心に新党、親民党など中国との経済関係強化を重視する「藍派」と、民進党を中心に時代力量、台湾団結連盟など中国に飲み込まれないよう距離を保とうとする「緑派」の二極に明確に分かれている。そして大部分の大手メディアが、「藍派」に近い中天テレビ、TVBS、東森テレビ、中国時報、聯合報、旺報などと、「緑派」に近い三立テレビ、民視テレビ、自由時報などに分かれているため、相手側の政治リーダーの不祥事は遠慮せずに書くのである。
もう1つの要因は、ネットメディアの影響力の強さである。2010年頃から台湾ではネットメディアが雨後の筍のごとく誕生した。
日本でも同じころ、「東洋経済オンライン」、「NOBORDER」、「ハフポスト日本版」、「スマートニュース」そしてこの「現代ビジネス」もそうだが、様々なネットメディアが生まれた点は同じである。 決定的に違うのは行政権力や大手メディア側の対応である。
日本のネットメディアの多くからはこれまで盛んに「官房長官の会見に入れない」「東京電力の会見に入れない」などとする不満の声が出ていた。一方台湾では、行政院の会見にネットメディアが入れないことなどない。この違いはどこから来るのか?
一見したところ、日本政府や東京電力が悪いように見えるが、記者クラブ側が自らの特権を守るためにネットメディアの参入を妨害しているとの説もある。もしそうだとすればひどい話だ。そもそも、ネットメディアが会見に参加すれば、彼らは当局や大企業に対しより批判的な記事を書く面もあるのだから、大手メディアからすれば自分たちの報道の自由も広がると考えるべきではないのか?
ネットメディアを阻害して既得権益を守ろうとするのでは、国民の知る権利に真摯に答えようという姿勢に欠けるのではないか?
もう1点台湾と日本の違いを挙げると、台湾ではネットメディアの「特ダネ」をテレビや新聞がせっせと後追いすることだ。
台湾では特に若者の間ではネットが主流メディア化しつつあるので、既存メディアが追いかけなければさらに見捨てられるばかりだし、既存メディア自体が日本よりもネット展開に本気で取り組んでいる。
一方の日本では、先述したように東京都知事の「経歴詐称疑惑」を延々とスルーし続けているのだから、報道の自由世界ランキングが下がり続けるのもまたむべなるかな、である。
すでに報道の自由に関しては台湾にずっと先を行かれている日本だが、少なくとも台湾を全力で追いかける気持ちだけは、日本の大手メディアの記者たちに持ってもらいたいものである。
👉ネットメディアの存在で…
台湾の大手メディアはその「報道の自由度」が大きく飛躍したとのこと…。
それにひきかえ日本の大手メディアは…
そのネットメディアが「報道の自由度」を牽引する中、まったくをもってそこに進歩がないようです…。
それどころか…
大手メディアの特に「記者クラブ」などが自らの特権を護るために、ネットメディアの参入を妨害しているのだという…。
そしてその既得権益を守らんが為に…
ネットメディアを妨害することで、我々国民の知る権利をも奪っているという…。
そんな日本の政治・経済ネタを扱う「記者クラブ」という存在の人たち…。
その人たちが…
我々国民寄りというよりも…
政治家・官僚たち寄りの“その側”につき…
どうやら「忖度」し「癒着」しているかのようなのです…。
そういう視点で今回のこの東京都知事選挙を振り返ってみると、なんか良くも悪くも、その現職の名前ばかりがメディアに登場し、なんだか無償でその名前を毎日毎日報道してあげてたかのようです…。
肝心ないろんな疑惑などの追求は一切する事なく…。
なんか「ステルスなんちゃら」と言いつつ…
この東京都知事選挙ですら、その大手メディアを巻き込んでの「出来レース」かのようでした…。
公の選挙ですら「出来レース」にしてしまう、その現職の“強み”というか“根回し”…。
これは「選挙違反」にはならないのでしょうか…。
これで民主主義の公正な選挙と言えるのでしょうか…。
益々この日本の「政治」に「司法」に「選挙」への不信感と絶望感が増すばかりです…
しかしそれにしても…
やはり今の日本の様々な課題の根底に関わり潜んでいる問題が、この日本のマスメディアという存在とその在り方な気がします…。
「ジャニーズ問題」然り…
「自民党問題」然り…
その他いろんな諸問題の解決を遅らせ、またその解決を妨害しているいちばんの要因は、もしかしたら日本のマスメディア…特に大手地上波メディアの存在なのかもしれません…。
ネットメディアが流す限りなく真実に近い報道も、その地上波大手メディアによって、それらはすべて「陰謀論」とされてかき消されています…。
それらはすべて…
政権や官僚寄りに都合の良いものに書き換えられているかのよう…。
そしてそれが…
我々国民を騙す事にもなり、その騙しに加担しているのが地上波大手メディア…。
「地上波なにやってるんだ!!」
石丸氏だけでなく…
我々日本国民もみんなで声を大にして叫ばなければなりません…。
「腑抜けな忖度・癒着報道ばかりしてんじゃねえよ!!」
そんな声が聞こえて来そうです…。
ホントに情けない売国奴な人たちです…。
もう自民党と同等ですよね…
そろそろ…
世界の若者たち同様に…
我々日本のおじちゃんおばちゃんに…
おじいちゃんおばあちゃんも…
テレビ見るのやめて、ネットに切り替えませんか…。
もういい加減…
騙されるのはやめましょう…。
洗脳されるのはやめましょう…。
そしてマトリックスな世界から抜け出しましょう…
〈気になる記事・前半…〉はこちらから…
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