読書感想文を1学期中にする
前に、新聞読書感想文審査会に参加したことを書きました。
いよいよ夏休みです。
宿題には読書感想文があります。
生徒は、この宿題に手こずっています。
私は何年か前から
生徒の負担を減らすために、
1学期の間に本選びから書くまでの指導を
国語の時間に行っています。
それは、この宿題をすることが
大半の生徒にとっては苦行になっているので、
教師の直接指導が必要だと思ったからです。
まず、図書室に生徒を連れて行き、
おすすめの本などを紹介後、
生徒に本を選ばせます。
その後、読ませるのは家や休み時間を中心に行います。
授業では、書き方の説明をします。
前にも書きましたが、
本の中の人物の経験と似通っている自分の経験を書かせます。
すると、原稿が埋まっていきます。
早く書けた子に対しては、
サマーワークを渡して
させています。
宿題がどんどん終わっていくので、
生徒は必死になってします。
できない子に対しては、個別指導します。
生徒に質問しながら一緒に文章を考えます。
苦手な子に対しては分量を減らします。
こんなやり方は、
本当に読書が好きな子や
文章を書くのが苦でない子に対しては邪道なやり方です。
ゆっくり書きたい人は夏休みでもいいよと言っています。
でも、早く終わらせたい人、
困っている人が大半なので、
こちらも嵐のような個別指導をしています。
生徒にとっても、教師にとってもwin-winの宿題の出し方だと
思っています。