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僕と姪の梅しごと(短編小説)

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ママの大好きなものを一緒につくろうか 四歳になる姪っ子はとても可愛く、我が家の中心だ。 初夏のある日、忙しいママのために僕と姪っ子で梅ジュースを作ることにした。
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記事一覧

小説:「僕と姪の梅しごと」(最終話 梅ジュースを飲もう)

 その日から、お風呂上がりには毎日一緒に瓶を揺らす母娘の姿があった。 「おいしくなぁれ」…

島本 葉
4か月前
3

小説:「僕と姪の梅しごと」(第四話 僕と姪の梅しごと)

 果歩と一緒に駅前のスーパーに出かけて、青梅や氷砂糖、保存容器など一揃えのものを購入して…

島本 葉
4か月前
3

小説:「僕と姪の梅しごと」(第三話 小さな背中と想い)

 土曜で仕事が休みだったので、お昼前まで布団でゴロゴロとしていた。喉が渇いたので階下に降…

島本 葉
4か月前
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小説:「僕と姪の梅しごと」(第二話 母のスマホには孫の写真がいっぱいです)

『納豆 5 お願いします』   仕事を終えてスマホを見ると、母からメッセージが入っていた。猫…

島本 葉
4か月前
3

小説:「僕と姪の梅しごと」(第一話 果歩ちゃん)

「あ、れーちゃんだ」 「おかえり、果歩ちゃん」  園バスのタラップから元気に降りてきた姪…

島本 葉
4か月前
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