はじめての、その先へ #33 イエローストロベリーグアバジュースを作る
庭の片隅に植えたグアバの木に、今年初めて実がついた。石垣島に来てから知ったのだが、グアバには洋梨の形をしたタイプと、ピンポン球のような丸い実のタイプがある。さらに洋梨形にも白とピンク、ピンポン球形にもピンクと黄色の種類があるようだ。そして、ピンポン球タイプをストロベリーグアバと呼ぶらしい。今回実がついたのは、形と色から判断すると、イエローストロベリーグアバのようだ。
様々なグアバがある一方で、全てのグアバに共通するのは、種が多いことだ。そのまま食べることもできるが、種を噛み砕くと食感が悪いので、実を取り貯めてジュースにすることにした。
我が家では今、2種類のジューサーを使っている。一つは絞るタイプのスロージューサー、もう一つはコンパクトな一杯分を粉砕するタイプのブレンダーだ。使ってみると洗い物の手間とサイズ感から、コンパクトブレンダーの方が圧倒的に楽で毎朝スムージー作りに活用しているが、スロージューサーは種や皮などを取り除くことができるので、グアバにはうってつけだと思う。そもそもスロージューサーを買うきっかけは、何年か前に大量のグアバをもらって処理に困ったからだった。この頃出番がなかったスロージューサー、いざ出陣だ。
採れたグアバは18個。実の先端の固い皮を取り、半分に切ったものをジューサーに投入していく。イエローストロベリーグアバは洋梨形グアバに比べて果汁分が多いようで、ジュースは濃厚だが洋梨形グアバのジュースよりもドロドロしていないように感じる。香りは洋梨形のほうが典型的なグアバの香りが強めだろうか。色々考えているうちに絞り終わり、200ccちょっとの生ジュースができた。
グラスに氷を入れて飲んでみる。スッキリした甘さで、氷が溶けたくらいがちょうど飲みやすい。ピンクのほうが気分的には映えるが、優しいクリーム色のジュースは、これはこれでありかも。