アベアヤ

noteを書き始めて1年、石垣島に移住して3年になります。島の暮らし、趣味の家庭菜園、亜熱帯ガーデニングなどを発信します。 今年は「48才 歳の数だけプチ事始め」に続き、はじめてチャレンジのその後をフォローアップする「初めての、その先へ」を発信中です。

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noteを書き始めて1年、石垣島に移住して3年になります。島の暮らし、趣味の家庭菜園、亜熱帯ガーデニングなどを発信します。 今年は「48才 歳の数だけプチ事始め」に続き、はじめてチャレンジのその後をフォローアップする「初めての、その先へ」を発信中です。

最近の記事

はじめての、その先へ #40 シーズン終わりのシカクマメにはじめて実がなる

3月に自家採種した種をまき、苗は順調に成長したシカクマメだが、今年は全く実をつけなかった(# 32 シカクマメに実がならない!もどうぞお読みください♪)。その後も、花は咲くのに一つも実がつかず、いつ撤去しようかと思いながら伸びたつるを切り戻した10月を経て、11月に入ってみたところ、なんと少しだけだが実がなり始めた。今年はなかなか涼しくならないせいか?でもなぜ今になって⁇ 謎は深まるばかりだが、無事大きくなったシカクマメを収穫し、遅すぎる初物として美味しく頂いた。 しかし、

    • はじめての、その先へ #39 パイナップルの吸芽を挿し芽する

      パイナップル果実のクラウンから取った苗についに実がなったこの夏。秋になって、収穫後の株から小さな脇芽が生えてきた。こういう芽を吸芽というのだそうだ。 吸芽は最初は芽キャベツのような形をしていたが、成長するにつれてクラウンから生える脇芽と同じようなラッパ型になってきた。10センチを超えるサイズにまでなったので、親株から取り外して芽挿しすることにした。 吸芽の根元をつかんで優しくねじり取ると、既に3本根が生えていた。これだけで今後の成長が期待できそうだ。鹿沼土と市販の培養土を

      • はじめての、その先へ #38 沖縄のコショウ、ピパーチを収穫する

        庭で育てているピパーチが、今年の夏からよく実をつけるようになり、毎日少しずつオレンジ色に熟した実を収穫している。 ピパーチ(和名ヒハツモドキ)は、コショウ科のつる植物で、石垣島をはじめ八重山地方では民家の塀などに生えているのがよく見られる。生の葉を細切りにして沖縄な炊き込みご飯、じゅーしーのトッピングにする他、実を潰して加工したものは沖縄そばにかける調味料となり、石垣島の八重山そば屋さんには必ずこのピパーチが置いてあるはずだ。葉も実もほのかに甘くスパイシーな香りがする。

        • はじめての、その先へ #37 袋栽培のさつまいもを収穫する

          年明けに開始した、袋栽培のさつまいもをいよいよ収穫した。さつまいもは数年前に安納芋のメリクロン苗を買ってから、つるを切って植えることで何代目かになっているが、袋栽培は今年が初めての試みだ。我が家の畑は石だらけで土が固く収穫に苦労するのと、地植え栽培は沖縄に生息している害虫、アリモドキゾウムシなどの被害が多いので、袋栽培ならこうした問題が解決できるのではと考えたのがきっかけだ。 さつまいもの袋栽培は至極シンプルだった。堆肥の入っていた容量25リットルの袋に水抜きの穴を数箇所開

          はじめての、その先へ #36 プルメリアのベストな挿し木方法は?

          南国ムードたっぷりで良い香りの花を咲かせる植物、プルメリア。石垣島でも人気の花で、鉢植えだけでなく地植えの花木として庭に植えているお家も多く見かける。我が家にも引っ越し直後に買ったものと、近所から頂いた木があるが、台風などで枝が折れたり、生育旺盛で剪定が必要な枝が出るようになった。 折れたり剪定した枝は捨てるのま可哀想になり、挿し木にしたくなる。持ち前のもったいない精神がここでも発揮されてしまい、ついつい挿し木苗を増やし過ぎて管理に手間取り、挿し木作りは当面お休みにしている

          はじめての、その先へ #36 プルメリアのベストな挿し木方法は?

          はじめての、その先へ #35 一日一捨を一年間続けてみて思ったこと

          昨年の9月から、断捨離チャレンジとして、一日一捨を続け、8月末でまる一年になった。続けるのがしんどく、途中で自主ルールを勝手に緩和しながらだったが、目標としていた一年間のゴールとなり、ひとまずホッとしている。 一年前に決めたルールはこうだった。 1日一つ、どんな小さな物でもOK 家族の物はカウントしない フリマアプリや人に譲渡するのも可 (ただし、カウントできるのは自分の手から離れた時) 捨てられなかった日の翌日に二つ捨てて昨日分にカウントしてもOK 捨てた物を手

          はじめての、その先へ #35 一日一捨を一年間続けてみて思ったこと

          はじめての、その先へ #34 桑の実の美味しい食べ方は?

          庭に生えている桑の木を初夏に台風対策で強剪定したところ、2か月後には新しい枝が出て例年になく大きな実をたくさんつけている。黒く完熟した実がすでに地面にいくつも落ちるようになった。 石垣島は昔養蚕産業があったそうで、その名残かは分からないが自生している桑の木は珍しくない。我が家の桑の木も元から生えていたものだ。沖縄の桑はシマグワと呼ばれ、内地で見る葉っぱに切れ込みのあるものとは少し違い、桜の葉っぱのように切れ込みのない丸みを帯びた葉の形をしている。葉っぱはヤギの大好物で、ヤギ

          はじめての、その先へ #34 桑の実の美味しい食べ方は?

          はじめての、その先へ #33 イエローストロベリーグアバジュースを作る

          庭の片隅に植えたグアバの木に、今年初めて実がついた。石垣島に来てから知ったのだが、グアバには洋梨の形をしたタイプと、ピンポン球のような丸い実のタイプがある。さらに洋梨形にも白とピンク、ピンポン球形にもピンクと黄色の種類があるようだ。そして、ピンポン球タイプをストロベリーグアバと呼ぶらしい。今回実がついたのは、形と色から判断すると、イエローストロベリーグアバのようだ。 様々なグアバがある一方で、全てのグアバに共通するのは、種が多いことだ。そのまま食べることもできるが、種を噛み

          はじめての、その先へ #33 イエローストロベリーグアバジュースを作る

          はじめての、その先へ #32 シカクマメの実がつかない!

          真夏の石垣島は家庭菜園には過酷な環境とは言え、野菜パパイヤやゴーヤ、つるむらさきなどの熱帯野菜は今が旬の時期だ。シカクマメという蔓性のサヤ豆も、熱帯出身の島野菜で、夏を中心に収穫できる。我が家では4年前に近所の方から苗を頂いて以来、種を取って毎年育ててきた。気温が上がるほど旺盛に蔓を伸ばし、収穫しきれないほど実をつける強い植物で、豆はスナップエンドウのように茹でたり炒めたりさまざまな料理の具にでき、石垣島では天ぷらにして食べるのが昔ながらの食べ方のようだ。 そんな夏の便利野

          はじめての、その先へ #32 シカクマメの実がつかない!

          はじめての、その先へ #31 パッションフルーツを種から栽培、再挑戦

          トロピカルフルーツの季節真っ盛りの石垣島。パッションフルーツもファーマーズマーケットに出回るようになった。パッションフルーツは昨年我が家でも栽培して、たくさん実がなるまでになったのだが、初夏の水切れで枯れてしまった苦い記憶がある。(関連記事「48才 歳の数だけ初チャレンジ」 #23、#27、#29もどうぞご覧ください!) 枯れかけの蔓から挿木苗を作ったがやはり発根せず、それきりになっていた。 それから一年後、黄色いパッションフルーツの果実を買って食べる機会があり、珍しいから

          はじめての、その先へ #31 パッションフルーツを種から栽培、再挑戦

          はじめての、その先へ #30 自家栽培したパイナップルの実を収穫する

          7月、石垣島はパイナップルやマンゴーが収穫時期を迎え、ファーマーズマーケットや直売所で採れたての果実が並んでいる。 マンゴーはやはりお値段が高めだが、パイナップルは品種によっては300円くらいから美味しいものが手に入る。産地ならではの贅沢だ。 毎年、買って食べたパイナップルの頭の上に生えたヘタというか葉っぱ、クラウンを培養してポット栽培にするということを続け、数十個の小さなパイナップル苗を育てている。 今年、ついに石垣島移住4年目にして、大きく育った二つの初代苗に花が着い

          はじめての、その先へ #30 自家栽培したパイナップルの実を収穫する

          はじめての、その先へ #29 パパイヤ苗の雌雄を見分ける

          沖縄ではポピュラーな野菜、パパイヤ。青い未熟果を野菜として、サラダや煮物などで食べるのが定番だが、熟れて黄色くなるまで待って果実としてももちろん食べられる。スーパーなどで売っているが、石垣島では家の庭にパパイヤの木を生やしていたり、郊外では道端に自生していることも多いので、パパイヤは安い、もしくは無料の食料的な位置付けなのではとも思う。 石垣島に引っ越してきた当初、私もパパイヤを庭で育てたいと、種を蒔いて苗を作り地植えにしたが、強風で倒れたり上手く根付かなかったりと、案外苦

          はじめての、その先へ #29 パパイヤ苗の雌雄を見分ける

          はじめての、その先へ #28 きゅうり初収穫と、子づる管理

          5月に植え付けたきゅうりの苗が、地味に成長して少しずつ実を成らせている。支柱の先端の高さまで伸びた親蔓を摘心し、親蔓から二つきゅうりの実ができて初収穫したものの、その後なかなか子蔓の芽が出てこなかったので、まさかこれで終わり⁈と心配したが、ようやく子蔓がいくつか出てきて、雌花もちらほら咲くようになった。 きゅうりを育てるのは今回が初めてなので、放任栽培で実がならないなんてことのないよう、育て方を調べてきっちり守ろうと珍しく意気込んでいた。 苗の下から出る子蔓は掻き取るべき

          はじめての、その先へ #28 きゅうり初収穫と、子づる管理

          はじめての、その先へ #27 トレニアもバジルも、、こぼれ種最強伝説⁈

          今年の我が家の庭はこぼれ種から出た草花で賑わっている。ケチな私は基本的に一年草の草花は買わないのだが、過去に買った苗や種などからの末裔が元気に芽吹いているのだ。 可愛い小花を咲かせるトレニアは、恐らくお隣の家の花壇から飛んできたこぼれ種なのか、数年前から畑の隅に花を咲かせるようになった。その種を採取した話は前にご紹介したが、結局採取した種を蒔いたものは発芽せず、他のポット苗の土から勝手に生えてきた芽を取り出して培養し、寄せ植えや花壇に植えている。苗代ゼロ円で満足度高い。

          はじめての、その先へ #27 トレニアもバジルも、、こぼれ種最強伝説⁈

          はじめての、その先へ #26 きゅうり苗を植える

          バラビドーの園芸祭りできゅうり苗が見つからなかった、その翌日。地元の日曜朝市に行くと、何ときゅうり苗が売られているではないか!朝市では野菜だけでなく、最近では苗や手作りのカゴなども売られているようで、灯台もと暗しとはこのこと、と思いながらきゅうり苗を買った。二つで100円、これは良い買い物だ。 きゅうりを育てるのはこれが初めてだ。育て方を検索すると、支柱にひたすら蔓を絡ませて育てる方法と、ネットを張ってつるを這わせる方法が二大勢力?のように見える。いずれも2メートルくらいは

          はじめての、その先へ #26 きゅうり苗を植える

          はじめての、その先へ #25 春の園芸祭りで苗探し

          4月下旬、今年も待ちわびていたバラビドー春の園芸祭りが開催された。今年の夏はきゅうりを育てたいので、苗を探しに出かけてみた。 バラビドーの園芸祭りは春と秋の年二回開催されている。石垣島の中部というのか、観光農園などが集まっている地域で、普段は静かな所だが、園芸祭りになると地域の育苗家さんたちが果樹、花木、野菜、草花などの苗を出品し、たくさんの人で賑わう。 午前中早めに出かけたが、今年も例に漏れず盛況の様子。グアバ苗目当ての夫は果樹コーナー、私は野菜苗が並んでいる列へとまず

          はじめての、その先へ #25 春の園芸祭りで苗探し