見出し画像

美しい港町の景観と渡辺謙オーナーのカフェを楽しむ|宮城県気仙沼市:南町・魚町・八日町周辺、復興祈念公園|散策記

気仙沼市を散策してきたので、散策記として伝えます。写真のみを楽しみたい方はPinterestの方を見てください。記事中に掲載していない写真も多く掲載しています。


南町・八日町周辺

今回の散策コースは、南町を起点にしています。

南町については、以前散策記を掲載しました。このときは、上記地図にマーキングされている駐車場から上部中央にある七十七銀行、そして下部の方を散策しました。

今回主に散策したのは、その七十七銀行より先のエリアになります。地図にアクセスして、上の方にスクロールした範囲ですね。

写真の右側奥に小さく見える青い看板が七十七銀行です。つまりこの写真は、地図の上部(北側)から七十七銀行を見た位置取りになります。そこから反転すると、住宅地が見えます。

左側に階段が見えるのが分かるでしょうか。

上ってみると、立派な狛犬と祠が見られました。上の方に行く道がありましたが、上ってみると住宅があり、更に奥に続く道がありました。道があまり良くなく、先に行くのが躊躇われましたので、引き返しています。

さてこちらの方向は、先ほどの地図で言えば右上の方に進んだ形になります。今回主に歩いたのは、この方向です。ここで一旦、そちらの説明を後に譲り、先に左上の方に進んだ場合の説明をします。

七十七銀行の正面に行き、その奥側に進むと八日町商店街の方にたどり着きます(気仙沼駅はこちらの方向です)。

古さを感じさせる街並みに大手チェーン店や市役所、郵便局が建ち並ぶ通りが特徴的です。

東京都出身の建築士が、空き店舗の再生を行ったことで知られる「くるくる喫茶うつみ」がこちらです。昭和のタバコ屋を彷彿とさせる内装が特徴的でした。どうやら定期的に街歩きなどのイベントが、このお店を起点に行われているようです。どんなお店かは下記の記事で伝えています。

ところで、気仙沼市は若い移住者が少なくなく、地域の活性化や起業などに精力的に取り組んでいます。「ぬま大学」の取り組みが顕著ですね。

散策した本日は、「孫正義(※ソフトバンクグループ会長兼社長執行役員)の下で投資の仕事を行っていた」と名乗る人物と気仙沼市内で起業し資金調達を目論む若者が、pier7内で話し合っていた姿を見ています。

岩手県沿岸南部・宮城県沿岸北部で、そのような若者が精力的に活動しているのは中々珍しく、そういった機運の高さに誘われ、気仙沼市を訪れる若者が増えている面もあるのかもしれません。

とはいえ、現状気仙沼市に興味はあっても、移住や起業を検討したいと思う人は少ないでしょう。そういった人は、くるくる喫茶うつみを起点とした街歩きなどを活用し、地元の人々や移住した人々の話を聴く機会を持つと良いかもしれません。

さて、散策に戻ります。こちらは八日町商店街内にあった公園です。何かの跡地のようでしたが、今はドラゴンパークと名付けられているようです。

アーティスティックな岩が随所に置かれている点が特徴的でした。

短い説明になりましたが、これで南町・魚町周辺の話を終えます。そして、先程伝えた通り、地図の右上側の説明に戻ります。

魚町・陣山・復興祈念公園

今回のメインとなるのが、復興祈念公園です。

元々目的地としていたわけでありません。歩いたら偶々存在を知りました。

南町から海沿いを歩いても、1-2本道路を渡って街中(住宅地)に入っても一応辿り着けます。経路に関しては、地図を参考にしてください。尚、復興祈念公園は、複数の経路で行けます。自動車でも行けるため、恐らく今回の経路を使うケースの方が少ないでしょう。

今回は上の画像にある細く急な上り道を進みました。しかしこの道を通るのは、あくまで南町から歩く場合のみだと思います。実際に歩いた印象として、思った以上に道が細く急であり、また全体的に歩き難さを強く抱きました。

徒歩前提の旅行であれば話は変わりますが、そうでない場合、復興祈念公園を目的として移動するのであれば、徒歩でなく自動車で向かう方が良いでしょう。

復興祈念公園には、広い駐車場が複数カ所整備されています。

駐車場からは、アーバンマリアチャペルと呼ばれる建物が見られました。

何処となく西洋の様な景色が感じられます。

過去のブログを読む限り、アーバンマリアチャペルにつながる道は存在するようですが、今回陣山と呼ばれる地域を通ってきた印象では、何処から入れば良いのか分かりかねました。機会があれば探してみたいと思います。

閑話休題。復興祈念公園に戻ります。

空が近く、そして見晴らしの良い場所です。季節柄、とても寒かったですが、心が晴れやかになるような景色を見られました。とりわけ新しい街並みを眼下に収められるのが素晴らしく、今の気仙沼市がどうなっているのかを見るには絶好の場所だと思います。

公園内には、いくつか小さな像が建っており、アーティスティックな景色を見られたのも良かったですね。

モニュメントも美しく、鐘でもあればフォトブライダルにも利用できそうな素敵な景色を望めました。今回の散策はここまでですが、散策とは別に二点話を続けます。

ミュージック・クラブ&真空管

今回の散策の起点となった駐車場の道路を挟んで隣(上の地図では左上、創-ウマレルの道路を挟んで向かい側)に、この地域では珍しいレコードショップがあります。

これまで何度か南町を訪れた際には、お店が開いておらず中が見られませんでした。しかし今回は、偶々開店しており中に入れました。店主の許可を頂いて撮影した写真が上記の通りです。

店内は一面がレコードで埋め尽くされており、大型のオーディオ等が並んでいました。どれも販売品とのことです。今では余り見られなくなったレコードが所狭しと並ぶ様子は圧巻で、レコード好きならば垂涎の空間だと感じました。

聴けば、遠方から訪れるお客様も少ないとのことです。また、今後は入り口側に窓を設け、外から見られるようにすると仰っていました。店内には、本格的なオーディオ機材を使って音楽を聴ける部屋が用意されており、3人まで5,000円で利用できるそうです。

レコードだけでなく、自分の好きなCDをハイクオリティな音質で楽しむのも可能とのこと。音楽好きな人は、ぜひ一度足を運んでください。

カフェK-port

今回の散策では、カフェK-portで食事を取っています。

俳優・渡辺謙氏が作ったことで知られるお店です。

カフェではありますが、ピザやカレーライス、海鮮丼など食事が多く、お腹をしっかり満たしたい方にも利用できるお店です。店内だけでなく、店舗の入り口付近や店舗横のスペース等外でも食事を楽しめます。

土日となると常に混んでおり、これまで中々利用できませんでした。冬になり、寒さが厳しくなってきたお陰か、今回は比較的余裕が感じられたので、、初めて利用させて頂きました。

店内は木を基調とした落ち着いた作りながら、とてもお洒落な空間で、利用者が多いのも頷けます。キッズスペースも用意されており、子供連れでも気兼ねなく利用できる配慮が感じられました。

食事のメニューは1,200-1,600円程度で、利用しやすい設定になっていたように感じられます(ランチメニューの話です)。

今回頼んだのはまかない丼です。マグロ・エビ・タコ・イクラが散りばめられた丼であり、出汁をかけることでお茶漬けのようにして食べることもできます。

量はそれなりですが、魚介と卵の組み合わせが程良い甘さと塩味を醸し出し、食べる手が止まらなくなります。気付いたときには完食していました。

魚介類が苦手な人でなければ、味・量共に満足できる料理だと思います。ちなみに出汁をかけた後は、魚介類に丁度良く熱が通り、生魚特有のいやらしさが消えます。

その分塩味は感じられなくなりましたが、喉通りが良くなり食べやすさが増しました。もしも魚介類が苦手だけど食べてみたいのであれば、最初から出汁をかけると良いかもしれません。

今回の散策記は以上になります。

※上記は広告です。興味が湧いたら読んでください













いいなと思ったら応援しよう!

気仙沼の掲示板|地方の暮らし記録
皆様のサポートのお陰で運営を続けられております。今後もぜひサポートをいただけますようお願い申し上げます。