気仙沼サンマフェスティバル2024 Side:B|気仙沼市の散歩と食事の魅力を感じるひととき
気仙沼サンマフェスティバル2024に関しては、次の2本の記事で伝えた通りである。
一方で、気仙沼サンマフェスティバル2024が開催されている中、ライブの観覧だけをしていたわけでなく、そちらについては伝えられていなかった。実のところ、気仙沼サンマフェスティバル2024でライブを観覧していた時間よりは、それ以外の過ごし方をしていた時間の方が長い。そこで、Side:Bとして、気仙沼サンマフェスティバル2024で楽しんだ散策や食事について書こうと思う。
秋晴れの空の下、五十鈴神社〜浮見堂を歩く
毎週のように気仙沼市を訪れている私と異なり、めったに気仙沼市を訪れない友人と内湾をぐるりと回るように歩く。海とすれ違いを繰り返した先で辿り着いた五十鈴神社で参拝の時間を持った。気仙沼サンマフェスティバル2024の1日目の話である。
どこまでも澄んだ青空。ほど良い強さの日差しに照らされて輝く緑。キラキラと照り返す海。そんな自然の美しさに触れながら歩く時間は、健康的な暮らしを享受しているような心持ちにしてくれる。
浮見堂で腰を下ろし、海から吹く心地よい風を受けながら、とりとめのない会話を交わす。何気ない日々がもたらす人間らしい時間。そんな時間を過ごせるのは、浮見堂の良さかもしれない。
気仙沼サンマフェスティバル2024の会場から聞こえてくる音楽が心地よい風に乗せられた耳に運ばれる。奏でられる音楽は文化的資本に違いない。浮見堂で過ごした時間は、大自然と文化の調和を感じられるひとときであった。
優しさの溢れるお店、珈琲専門店・ヴァンガードで落ち着いたランチタイムを過ごす
昼食は、珈琲専門店・ヴァンガードで頂いた。気仙沼サンマフェスティバル2024で多くの人々が押し寄せる内湾エリアと異なり、同店のある通りは閑散としていた。内湾エリアに生じている異日常に対して、通りは日常そのままである。
レトロな店内に踏み入れ、穏やかな音楽に包まれたとき、まるで日常に帰ってきたかのような安心感を覚える。イベントの喧噪によって失われる日常と変わらない日常の両方を近距離で味わえるのは、気仙沼市の魅力の一つかもしれない。
焼きカレーは中心にある卵を崩して食べると良い。そう案内され、卵を崩して食べる。卵の持つほのかな甘味とカレーのほんのりとした辛さが溶け合い、温もりさえ感じられるような味わいが口の中に広がる。
食後のコーヒーもまたどこか甘さが感じられる飲みやすさで、ゆったりとした雰囲気の漂う店内にマッチしていた。住民によって支えられる優しさに包まれたお店ならではの心地よい体験を堪能できた時間である。
「みやかふぇ」で秋晴れに飲むのにぴったりのドリンクをいただく
気仙沼サンマフェスティバル2024の2日目には、「みやかふぇ」を訪れた。「みやかふぇ」は、気仙沼市まち・ひと・しごと交流プラザ(pier7)の向かいにある、気仙沼アムウェイハウス拓内にあるスムージーバーである。
筆者は気仙沼ジンジャーを頂き、友人は水鳥記のハイボールを頂いた。ほど良い甘味とジンジャー本来の辛みが丁度良く混ざり合い、飲み心地が良い一杯である。快晴の下で飲むのにぴったりだった。
水鳥記のハイボールは、ほんのりとフルーティーな味わいがありつつ、辛口の飲み応えが良く、友人から好評価の声が上がっている。ちなみに「みやかふぇ」のマスターは、先日開催された八日町ぱちぱち夜市を強力に支えてくれた運営者の一人である。
喫茶マンボで本格的な味噌ラーメンの味わいを楽しむ
昼食は喫茶マンボで味噌ラーメンを頂いた。期間限定である。
友人と二人、あまりにも本格的な味噌ラーメンの味わいに感嘆した。しっかりとした味噌の味わいが感じられつつも味噌が主張し過ぎておらず、具材や麺の味わいを丹念に楽しめる。
味噌ラーメンと銘打ちながら、味噌本来の味わいを感じられない味噌ラーメンは存外多い。喫茶マンボの味噌ラーメンは、その点味噌の味わいを確かに堪能できるのだ。素晴らしい逸品だった。期間限定メニューなのが惜しいと感じられた。
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