🎬恋妻家宮本 112本目 22.12.16【友朱瑠の映画note】

今朝の映画は
【#恋妻家宮本】でした。
#Netflix 鑑賞
※見出し画像引用 https://www.netflix.com/

2017.01.28 公開　　１１７分

出演 #阿部寛 さん #天海祐希 さん 他
原作 #重松清 さん 「ファミレス」
監督 #遊川和彦 さん
脚本 #遊川和彦 さん
主題歌 #吉田拓郎 さん「今日までそして明日から」

#Filmarks では 、22.12.16時点では 3.6
私的にはこれは……3.8 ぐらい☆良かったです☆
（※私的採点1最悪だ 2つまらん 3普通 4かなり良かった 5最高☆）

これは……
ヒューマンドラマ系…コメディ？って言うのかしら？
ちょいちょい、
コミカルな映像になってました☆


原作が重松清さんで、
監督＆脚本が遊川和彦さん……

で、５年～前の映画ですね。。。

ん～…こんな気になる お二人の製作の 笑、
映画を観てなかったんですねぇ……
世界は知らない映画で溢れている。。。☆


恋妻家……これで コイサイカ と読む。
造語になるのかしら？
良い言葉ですね、恋妻家。

恋妻（コイヅマ） では…
ネット辞書にチラッと出てくるけど…
あと、
1925あたりに「恋妻（コイヅマ）」 で
作品がひとつある…ぐらい。

これは…遊川和彦さんの発想なのかな？


ある優柔不断な男性と その恋人…が、
やがて夫婦となり、子育てを終え…
50代でまた２人きりとなり、、、
そんなお話です。


そうですね～、、、
私が受け取った印象、メッセージ的なものは…

「人生は迷うことの連続で、
正しい道を選びたい…けれど、
正しい道が必ず正解…じゃないし、
間違っていても、きっと大丈夫」

こんな感じ☆


こんなメッセージを、
阿部寛さんと天海祐希さん夫婦がくれる。

同じ年代、環境化…に居る人の方が、リンクしやすいかも。
子育てが一段落した…ご夫婦。
恋妻家な男性…が、どれだけ居ることでしょうか。
そして恋夫家な女性も。。。

そのステージに至っていない、若い人間は…
「こういう夫婦…素敵ね～♫」って観るかしら？

でも、
その辿り着いたステージ……によっては、
様々な形の ５０代～の方々 ご夫婦……によっては、

同調して入り込んで観る
or
客観的にただ、他人の夫婦の話…として観る…か、
変わってくるのかなぁ、、、？？


はい、そんな感じです。
コメディ要素がありますが、決して強くは無く、
ヒューマンドラマとして面白かったです☆

あと、
吉田拓郎さんが好きな方…にもオススメ☆


……あー…今予告動画観ましたけど…
↑ 私が書いたようなことは…
この動画で分かるや。。。泣
↓

---

では、鑑賞された方に向けての…
ネタバレ含みレビューを、、、
↓

ソファに寝る天海祐希さんに…
阿部寛さんが言う、
「やっぱり老けたなぁ～
白髪は染めてるけど、
シミとシワは確実に増えてるし…」

で、顔のアップ。。。

このお綺麗な女優さんの…
宝塚男役からキャリアを重ねられた女優さんの…
このセリフを浴びる役。

これを
サラッと？ｗ 引き受けていけるの、素敵ですよね☆

菅野美穂さんと……
ラブホに行って部屋選び、、、
このシーンは…
無い方が良かったなぁ、、、、

あれ、旦那さん（佐藤二朗さん）が
病院に…ってならなかったら…

そうなってた流れ、ですよね。
たまたま、ならなかった…だけで、
あのシーン、あの行動がある…と、
恋妻家…としては引っ掛かってしまう…

阿部寛さんの役柄、宮本陽平の人間性としたら、
あのシーンは無い人…で居てほしかったなぁ、、、

ドン役の生徒さんと阿部寛さんが
病院の廊下で話してる時、、、

ドンくん（浦上晟周さん）が……
自分のことが全然好きじゃない…と。
つまりは、
作ってる自分、演じてる自分がイヤ…だけど、
みんなに嫌われたくないから…またバカやって…と。
これは偽善者じゃないか…と。

これに対して……
「少なくとも先生はいつものドンが好きだし。
ホントだぞ。」

………え？？　…ってセリフ…じゃない？。。。

その後、
（ごめんな、先生大したこと言えなくて）って
心の声、あったけれど、、、

いやいや、
作っている自分が好きじゃないって感じなのに、
その、いつものドンが好き、、、って。。。

………これ全然ダメなセリフ…じゃない？。。。

ここ、めちゃくちゃ引っ掛かったけど……
なんだったんだろう、
この時の、このセリフの、二人のやり取り、、、


で、その後には……教室での絡みの中で、、、
（自分が好きじゃないなら、無理に
おどける必要はないんだぞ、ドン）って心の声。

ん～、、、
なんか、、、ダメ先生。。。
あ、
それを強調するため…の流れ…だった？？？

デニーズでドンくんと妹（豊嶋花さん）と…の
３人で食べながら…の、
ドンくんのお母さんに向けて…の、

「食べないってことは
生きる気がないってことだ。」

…このセリフ、好きでした☆

あとは…もう、好きだったセリフ特集ｗに
なっちゃうんですけれど、

阿部寛さんが、ドンくんの家で
おばあちゃん（富司純子さん）に対して、、、

「正しいことをするのは
もちろん大切なことです。
だけど、優しいことをする方が
もっと大切なんじゃないでしょうか」

「戦争みたいに、
正しさと正しさはぶつかるけれど、
優しさと優しさなら ぶつからない」

良かったですね☆

あと、、、
阿部寛さんが、ドン母（奥貫薫さん）に
お弁当を渡した後の、廊下での、、、
阿部寛さんからドンくんに、、、

「～～ "また明日来るね"って
それを明日も明後日も繰り返せば
きっと大丈夫だ」

ここも好きでした☆

ホームでの阿部寛さんと天海祐希さん。。。

「あなたが料理で来るなら、
私は離婚届。
こちらからは以上です。」
↑
このセリフも、この場面の前後の…
天海祐希さんのセリフは…
なんか、、、私 若輩者ながら
理解できる感じ…ありましたね。


主婦をしてきて、子育てが終わり、、、
自分の役割の、一つの責務が終わって、、、
また２人になって…

自分の拠り所が欲しい、
自立した一人の人間としての意識、
この、地に足を付けて…誰かと関わりたい、
そして誰かに認めてもらいたい、、、
この気持ち、このシーン、、、深い時間でした☆

駅の待合室での、、、
お弁当を食べながら、、
「ぜーんぶ私の好きなものばっかり！」
↑　このセリフでグッと来てウルってしまった 笑
ググッと涙腺を壊された、、、


ここの……その後の…
二人の会話は、、、
ちょ～っと臭いセリフの
オンパレード笑、な感じしましたねぇ……
もちろん、
とても素敵なセリフ達でしたけれど。

ただ、、、あれはなかなか……
熟年夫婦で…実際言い合える夫婦……居るかしら？笑

あと、これを最後に。


プロポーズとかの…古典的な、、、
味噌汁トーク。。。

これ、、、、
重要なセリフとして劇中にありましたが
……ホント古典的過ぎて、、、

平成、令和、な方々には
もう届かない、響かない、…のではないかなぁ、、、…と。
良いセリフ…って認識されない気も、、、？
むしろ意味不明…に取られるかも？？
ガッツリ昭和感な気が、、、笑

さらに、「タイムマシンがあったなら…」
このセリフ…とかも。

まぁ、５０代の夫婦設定の話なので…
良いんでしょうけれど。。。

ちょ～っと、、、
古臭い感が否めなかった、個人的に☆

はい、そんな感じです～。
あ！！あと、
吉田拓郎さんの「今日までそして明日から」
このファミレスエンディング～♫
一緒に音に乗せて、身体を揺らしてしまったｗｗｗ

はい。
なんだかんだで、
好きなタイプの映画、でした☆